28年目
お正月休みに関西方面に帰省していた友人に、
約1年ぶりに会って、
数時間喋り倒してきました。
12歳の時に出会ったので、
もう28年かー。
お互い、40を迎えることになろうとは
その頃は夢にも思わなかったわ。
とはいえ、話している内容が変化するかというと、
いや、確かに内容はその時々で変わっているんのですが、
物事に対するスタンスや話しぶりは、
驚くほど昔から変わっていないように思います。
よくも悪くも、双方、自分で結論を出すタイプ。
相談、じゃなくて、状況報告が中心。
そして、どその結論には一定の筋が通っているので、
私にとって彼女の考え方は理解しやすい。
ただし、理解するかどうかと、
同意するかどうかはまた別の話ですが。
うーん……同意、という観点でいうと、
実は、互いにあまり共通点がないんですよね。
彼女は、持ち前の美しい容姿を生かし、
地頭の良さはむしろ上手に隠して、
周囲にちやほやされることを生きがいにしているタイプ。
華やかで軽やかで人を惹きつける。
（でもって、そのことをわりと冷静に自覚していて、戦略的な内情をも包み隠さず言語化してくれるので、大変興味深い）
私は……まぁ、残念ながら、
どんなに願っても、そうはなれない。
逆に、彼女からすると私は、
人に左右されず我が道を行くように
見えているらしい。
いやいや、そんなことはない。
めっちゃきょどきょどしてるし、
みっともないことやりまくりだし、
全然、落ち着いてはいない。
ただ、6年間の学校生活でも、
「なぜあなた方が一緒にいるのかわからない」
と先生方にも言われるくらい、
ぱっと見の共通点がないことは事実なのでしょう。
でも、今だに何の手加減もせずに
内情を喋りあえる一番の相手が、彼女だと思う。
そして、長い時間一緒にいて、
これまでやってきたことのほとんどを見ているから、
たとえ意見が違ったとしても、
無条件で相手を信用してる。
たとえ、他の人にはあまり見せたくないような、
汚い部分を見せたとしても。
たぶん、大丈夫。
学生時代の友人知人の近況にも話が及んだのですが、
ふいに言われた言葉に、ちょっとびっくりした。
「そういえば、高3の時の担任に言われたんよねー、「お前が遊ぶのはいいけど、XX（私の苗字）の邪魔はしてくれるな」って。あれ、今やから言うけど、ムカついたわーww」
……確かに、彼女と少し距離が離れた
と感じた一時期があった。
お互い忙しい時期だし、クラスも違うし、
と私はあまり気にとめていなかったのだけど、
プライドの高い彼女が、そんな言葉を向けられて、
とてもとても腹が立ったことはわかる。
でも、何も言わずに自分の中で飲み込んで、
大丈夫になってから戻ってきてくれたんだな、
と思ったのです。
そんなことがあったなんて、
20年以上たって、はじめて知ったわ。
そして逆に、都会で暮らし始めた彼女の
余りに華やかな生活っぷりに圧倒されて、
私も意図的に少し距離をおいたことがある。
ごめんよ……きらっきらしすぎてて、
当時、貧乏学生だった私にはまぶしすぎて、
地に足がついてない！
ってひがんでたんだよー……。
（で、そのうち「ああいうの飽きた」っつって、なんとなく落ち着いてたw）
……ってな話をしたりしました。
なんだかんだ言いながらも、
時にはお互いに少し腹を立てたりしながらも、
28年目にしてまだ一緒にいる。
自分で自分がだめなことは重々わかっているけど、
それでも長年にわたってずっと見ていて
尊重してくれる人がいる。
そんな風に、折に触れて実感できると、
単純に、励みになって、うれしい。
いつも応援いただきありがとうございます。
約1年ぶりに会って、
数時間喋り倒してきました。
12歳の時に出会ったので、
もう28年かー。
お互い、40を迎えることになろうとは
その頃は夢にも思わなかったわ。
とはいえ、話している内容が変化するかというと、
いや、確かに内容はその時々で変わっているんのですが、
物事に対するスタンスや話しぶりは、
驚くほど昔から変わっていないように思います。
よくも悪くも、双方、自分で結論を出すタイプ。
相談、じゃなくて、状況報告が中心。
そして、どその結論には一定の筋が通っているので、
私にとって彼女の考え方は理解しやすい。
ただし、理解するかどうかと、
同意するかどうかはまた別の話ですが。
うーん……同意、という観点でいうと、
実は、互いにあまり共通点がないんですよね。
彼女は、持ち前の美しい容姿を生かし、
地頭の良さはむしろ上手に隠して、
周囲にちやほやされることを生きがいにしているタイプ。
華やかで軽やかで人を惹きつける。
（でもって、そのことをわりと冷静に自覚していて、戦略的な内情をも包み隠さず言語化してくれるので、大変興味深い）
私は……まぁ、残念ながら、
どんなに願っても、そうはなれない。
逆に、彼女からすると私は、
人に左右されず我が道を行くように
見えているらしい。
いやいや、そんなことはない。
めっちゃきょどきょどしてるし、
みっともないことやりまくりだし、
全然、落ち着いてはいない。
ただ、6年間の学校生活でも、
「なぜあなた方が一緒にいるのかわからない」
と先生方にも言われるくらい、
ぱっと見の共通点がないことは事実なのでしょう。
でも、今だに何の手加減もせずに
内情を喋りあえる一番の相手が、彼女だと思う。
そして、長い時間一緒にいて、
これまでやってきたことのほとんどを見ているから、
たとえ意見が違ったとしても、
無条件で相手を信用してる。
たとえ、他の人にはあまり見せたくないような、
汚い部分を見せたとしても。
たぶん、大丈夫。
学生時代の友人知人の近況にも話が及んだのですが、
ふいに言われた言葉に、ちょっとびっくりした。
「そういえば、高3の時の担任に言われたんよねー、「お前が遊ぶのはいいけど、XX（私の苗字）の邪魔はしてくれるな」って。あれ、今やから言うけど、ムカついたわーww」
……確かに、彼女と少し距離が離れた
と感じた一時期があった。
お互い忙しい時期だし、クラスも違うし、
と私はあまり気にとめていなかったのだけど、
プライドの高い彼女が、そんな言葉を向けられて、
とてもとても腹が立ったことはわかる。
でも、何も言わずに自分の中で飲み込んで、
大丈夫になってから戻ってきてくれたんだな、
と思ったのです。
そんなことがあったなんて、
20年以上たって、はじめて知ったわ。
そして逆に、都会で暮らし始めた彼女の
余りに華やかな生活っぷりに圧倒されて、
私も意図的に少し距離をおいたことがある。
ごめんよ……きらっきらしすぎてて、
当時、貧乏学生だった私にはまぶしすぎて、
地に足がついてない！
ってひがんでたんだよー……。
（で、そのうち「ああいうの飽きた」っつって、なんとなく落ち着いてたw）
……ってな話をしたりしました。
なんだかんだ言いながらも、
時にはお互いに少し腹を立てたりしながらも、
28年目にしてまだ一緒にいる。
自分で自分がだめなことは重々わかっているけど、
それでも長年にわたってずっと見ていて
尊重してくれる人がいる。
そんな風に、折に触れて実感できると、
単純に、励みになって、うれしい。
いつも応援いただきありがとうございます。
