だからブログなの

確かに、書くのは圧倒的にめんどくさいし、
そのわりに反響も少ないし、
誰が見てくれてるのかもわからないし、
いいねも押してもらえない(そもそもそんな機能ない)

あ、ブログのお話ね。

素敵な写真をパシャっと撮って、
「今日は〇〇~!」ってキャプションつけて送信したら、
みんなから「いいね!」って褒めてもらえる方が、いいかもなぁ。

(「素敵な写真を撮る」ハードルについてはさておき)


私なんて、ちまちま文章書いて、
ねことかペンギンとかのかわいい情報も適宜ぶち込んでるのに、
他人様に伝わってるのは「ヤバいやつ」という一点らしいしorz

(なにを、どうしたら、いいんですかね……!!?)


とはいえ、立場を逆転させて、見る方にとっては、
ある程度、取捨選択して、
構成を考えて、労力をかけた文章の方が、
大多数のSNS情報よりも、断然、興味深いのです。


知人の飲み会写真を、シラフでしげしげと眺めてもねぇ……。
やるなら私も呼んでくれ!!!

(ああ、この手のネタは、どう書いても性格の悪さがにじみ出るわ……TT)



でも、ブログの形態が広まり始めた頃も、
これと同じようなことが言われていた気がするんですよね。

誰でも簡単に開設できて日記が書けるから、
どうでもいい駄文が多くなって読むに値しない、
みたいなことを。

もう20年近く前の話ですが。


それ以前は、自分でホームページを開設して、
最低限のHTML形式とかわかった上でいろいろ設定して、
テキストファイルをFTPで転送、とかしなきゃいけなかった。

少なくとも、その煩雑さを乗り越えてまで、
何かを書きたい、発信したい、という人が、
わざわざ時間と労力をかけてやっていたわけで、
もちろん、中身は玉石混交なのだけれど、
少なくとも第一関門を突破する気概によって
スクリーニングされていた。


でも、メールアドレスと、その他少々の選択さえすれば、
誰でも簡単にブログが開設できて、
「〇〇の日常」とか「XX日記」とか、
日々のよしなしごとを徒然なるままに書き綴ることができるようになると、
それまで手が出せなかった人たちも、
こぞって自分の日常を全世界に公開するようになりましたよね。

もちろん、その中でも
第三者から見ておもしろいものを書く人もいるけれど、
裾野が広がる、ということは、
そうではないものも、指数関数的に増えるということで。


無駄に物議を醸すのもアレなので、ふわっとさしとくけど、
わりかし端的にこちらで表現されているのでご参考までに。

(「無駄」かどうかは個々人の判断ですけどね)

(あと、アメブロがどうとかも!!)


なお、お前もしょーもない日記書いてるやんけ、
って言われたら、おっしゃる通りはいごめんなさいするんですが、
そのへんは、この感覚がかなり近いかな。


そして、その当時は「お手軽」と言われていたブログにおける

「ある程度の長さの文章を人に見せる前提で書く」

というハードルさえ取っ払ったのが、
昨今のSNSのような気がするのです。


もちろん、友人知人への近況共有とか、
目的をもった情報収集ツールとしてSNSはすごく便利で、
私も、TwitterもFacebookもInstagramも、
全てアカウントは持っています。

Facebook(ごく少数の知人との連絡用)以外は、
目的に応じて選別した赤の他人のアカウントしかフォローしていないし、
不要(有用ではない)と判断したら速攻削除するので、
情報収集用ツールとしては、大変利便性が高いです。

発信は、今のところしない。
魔性の女の日常は、神秘のベールに包まれているべきだからだ。
私の日常に、全世界に向けて写真つきで発信すべき素敵ライフはない(TT)



冒頭に書いたように、写真撮って一言添えてボタンを押せば
何十人もに褒めて(?)もらえる。
とってもお手軽だし、楽しい(のかもしれない)

でも、そのお手軽な情報の中に、
読みたいものは、実は少ない。


SNS全盛のこのご時世に、
わざわざブログなどという旧態依然としたツールを選び、
一文の得にもならないと知りながらも、
その日のテーマに沿った百文字単位の文章を、
それなりの労力と時間をかけて綴ってまで、
「変わり者」たちが伝えたいものごとを、
私は読みたい。

(あと、秋めいてきたので、なんかこう、美しい日本語を読みたい)


いつも応援いただきありがとうございます。
  


P.S. 確かに、問答無用でそっちがアリだwwwww

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