今シーズンのまとめ
週末の話も書きたいのですが、
3月中にまとめもやっておきたいので、今日はこちらを。
今シーズンは、夏場の練習を経て、
昨シーズンよりもベースの力は上げてスタートした。
そう、思っていました。
でも違った。
おそらくは、夏場に繰り返したロング走(帰宅ラン)の結果、
実は、ものすごく疲労を溜めたスタートだったのでしょう。
緒戦の富山(フル)。
レース中に貧血を起こし、ハーフ以降はジョグでゴール。
3時間45分(ネット)。
その一か月後の大阪。
直前に貧血診断を受けていたため、
かなりピリピリしながら走りました。
後半は大きく落ち込みましたが、
最後まで走りきることができ、3時間29分52秒(ネット)。
そして、大阪の後、鉄剤服用開始。
ただ、その1ヵ月後のハーフでは、
ハーフマラソンにも関わらず、レース中の立ち眩みを起こし、
これにはさすがに相当へこみました。
今思うと、大阪前後から、年末にかけて(11~12月)は、
一番調子を落としていたのだと思います。
通常ならやっている強度の高いロング走を
ほとんどやっていませんでした。
やろうにも、体が拒否して、どうしても出走できなかった。
朝起きられないし、走りにも行けない自分に、
こんなに怠惰な人間だったのか……、と
一番嫌気がさしていましたし、幻滅していました。
(その渦中にいる時は書けなかったけど、後で振り返って書いてますね)
年末年始から、鉄剤効果でかなり回復。
ゆっくりであれば長く走るのは苦にならなくなってきたので、
一週間で100kmチャレンジなどやっていました。
そして、1月半ばのハーフでは、
昨年のPBには及ばないものの、1分落ちくらいで走れた。
その2週間後には、ぼっちフルでも3時間半を切れるくらい
(ただし、トイレと給水では時計ストップのインチキタイム)
質・量ともにそろった練習ができるようになってきました。
本当にうれしかったです。
私は走るのが嫌いになったわけじゃなかったとわかったから。
そこから名古屋までの1ヵ月、できるだけのことをやろう、
と前述のぼっちフルを含む3週連続で
30km以上のペース走(またはBU走)を目論んでいたのですが、
そんな突貫工事ができるような底力はなく、
35kmのLSDと、強度低めのペース走(キロ510)が精いっぱいでした。
こうやって振り返ると、やはり名古屋は単純に
練習不足だったと思います。
今期のやってきたことから考えると、とても妥当な結果。
(まぁ、それにもかかわらず、昨年のPBを狙って突っ込んでみたのは、昨年も故障のために、今期以上に「まともに練習できていた」とは言えない状況だったからですがw)
ハーフまでの距離なら、昨年とあまり大差なく走れているので、
昨年と比べて足りないのは、やはりロングのBU走。
これに尽きます。
私にとっては最大レベルの強敵。
でも、今期は大阪前の1回しかやってない。
(しかも昨年はトータル35kmのところを30km)
それが、昨年は落ちてもどうにかこうにかキロ5で粘れていた昨年と、
今年の大きな違いじゃないかなぁ。
もちろん、年始以降は回復してきたとはいえ、
まだ体調面では万全ではないのかもしれません。
ただ、それを抜きにしたとしても、
やはり、やってきたこと、やっていないことは、
正直に結果に出るものだ。
今シーズンは、立ち上がりから、
貧血に振り回されたシーズンでした。
でも、終わってみると、別に無駄にした、とも思わないし、
得るものがなかった、とも思わないのです。
おそらく、遅かれ早かれやってくる
(もうやってきているのかもしれない)
「タイムの更新ができない時期」
の一つだろうし、それでも最後は、
「まだもう少しやってみたい」
と思って終われたのなら、
何かしら思うところがあったのでしょう。
そして、正直、
昨年の私は少し慢心していたのではないかな。
多少悪い状態でもサブ3.5はできる、
とか名古屋の後に書いてるけど、
その「多少悪い状態」では、
3レース中1レースしかクリアできないほど、
サブ3.5はとても難しいものだったじゃないか。
もう一度取り戻すまで、とても不安だし、
高い壁だし、むずかしいことだった。
そんな慢心に、それは違うよ、
と突っ込まれたような気もします。
ちょうど今、一冊の本を読んでいるところなのですが、
こんな一節が出てきまして。

おそらく、今シーズンの多くのレースを、
私は、「望んで」走った。
途中で貧血をおこしませんように。
あわよくば、PB更新できますように。
それが難しくとも、サブ3.5ができますように。
残念ながら、信じるに足るような積み上げや、
体ができていないとわかっていたから。
そして、実は、サブ3.5の次に対しても、
私はただ「望んで」いるだけな気がするのです。
さ-て。
「信じる」ために、すべきことはなんだ?(続く)
いつも応援いただきありがとうございます。
3月中にまとめもやっておきたいので、今日はこちらを。
今シーズンは、夏場の練習を経て、
昨シーズンよりもベースの力は上げてスタートした。
そう、思っていました。
でも違った。
おそらくは、夏場に繰り返したロング走(帰宅ラン)の結果、
実は、ものすごく疲労を溜めたスタートだったのでしょう。
緒戦の富山(フル)。
レース中に貧血を起こし、ハーフ以降はジョグでゴール。
3時間45分(ネット)。
その一か月後の大阪。
直前に貧血診断を受けていたため、
かなりピリピリしながら走りました。
後半は大きく落ち込みましたが、
最後まで走りきることができ、3時間29分52秒(ネット)。
そして、大阪の後、鉄剤服用開始。
ただ、その1ヵ月後のハーフでは、
ハーフマラソンにも関わらず、レース中の立ち眩みを起こし、
これにはさすがに相当へこみました。
今思うと、大阪前後から、年末にかけて(11~12月)は、
一番調子を落としていたのだと思います。
通常ならやっている強度の高いロング走を
ほとんどやっていませんでした。
やろうにも、体が拒否して、どうしても出走できなかった。
朝起きられないし、走りにも行けない自分に、
こんなに怠惰な人間だったのか……、と
一番嫌気がさしていましたし、幻滅していました。
(その渦中にいる時は書けなかったけど、後で振り返って書いてますね)
年末年始から、鉄剤効果でかなり回復。
ゆっくりであれば長く走るのは苦にならなくなってきたので、
一週間で100kmチャレンジなどやっていました。
そして、1月半ばのハーフでは、
昨年のPBには及ばないものの、1分落ちくらいで走れた。
その2週間後には、ぼっちフルでも3時間半を切れるくらい
(ただし、トイレと給水では時計ストップのインチキタイム)
質・量ともにそろった練習ができるようになってきました。
本当にうれしかったです。
私は走るのが嫌いになったわけじゃなかったとわかったから。
そこから名古屋までの1ヵ月、できるだけのことをやろう、
と前述のぼっちフルを含む3週連続で
30km以上のペース走(またはBU走)を目論んでいたのですが、
そんな突貫工事ができるような底力はなく、
35kmのLSDと、強度低めのペース走(キロ510)が精いっぱいでした。
こうやって振り返ると、やはり名古屋は単純に
練習不足だったと思います。
今期のやってきたことから考えると、とても妥当な結果。
(まぁ、それにもかかわらず、昨年のPBを狙って突っ込んでみたのは、昨年も故障のために、今期以上に「まともに練習できていた」とは言えない状況だったからですがw)
ハーフまでの距離なら、昨年とあまり大差なく走れているので、
昨年と比べて足りないのは、やはりロングのBU走。
これに尽きます。
私にとっては最大レベルの強敵。
でも、今期は大阪前の1回しかやってない。
(しかも昨年はトータル35kmのところを30km)
それが、昨年は落ちてもどうにかこうにかキロ5で粘れていた昨年と、
今年の大きな違いじゃないかなぁ。
もちろん、年始以降は回復してきたとはいえ、
まだ体調面では万全ではないのかもしれません。
ただ、それを抜きにしたとしても、
やはり、やってきたこと、やっていないことは、
正直に結果に出るものだ。
今シーズンは、立ち上がりから、
貧血に振り回されたシーズンでした。
でも、終わってみると、別に無駄にした、とも思わないし、
得るものがなかった、とも思わないのです。
おそらく、遅かれ早かれやってくる
(もうやってきているのかもしれない)
「タイムの更新ができない時期」
の一つだろうし、それでも最後は、
「まだもう少しやってみたい」
と思って終われたのなら、
何かしら思うところがあったのでしょう。
そして、正直、
昨年の私は少し慢心していたのではないかな。
多少悪い状態でもサブ3.5はできる、
とか名古屋の後に書いてるけど、
その「多少悪い状態」では、
3レース中1レースしかクリアできないほど、
サブ3.5はとても難しいものだったじゃないか。
もう一度取り戻すまで、とても不安だし、
高い壁だし、むずかしいことだった。
そんな慢心に、それは違うよ、
と突っ込まれたような気もします。
ちょうど今、一冊の本を読んでいるところなのですが、
こんな一節が出てきまして。

「何かを強く願うとき、ただ『望む』のでは不十分だ。
『信じる』のでなければね」
Hope ではなく、Believe。
そんな表現を、彼は使った。
おそらく、今シーズンの多くのレースを、
私は、「望んで」走った。
途中で貧血をおこしませんように。
あわよくば、PB更新できますように。
それが難しくとも、サブ3.5ができますように。
残念ながら、信じるに足るような積み上げや、
体ができていないとわかっていたから。
そして、実は、サブ3.5の次に対しても、
私はただ「望んで」いるだけな気がするのです。
さ-て。
「信じる」ために、すべきことはなんだ?(続く)
いつも応援いただきありがとうございます。

