【名古屋ウィメンズ2019】 その③ 後半戦、つぶれた
21~25km 24:32 ave. 4'54"/km
(4'50"-4'56"-4'50"-4'59"-4'55")
25~30km 25:10 ave. 5'02"/km
(5'06"-5'00"-4'53"-5'03"-5'00")
*25kmでメイタン補給
21kmすぎて巡行モード。
設定は450。
のはずが、あれ?
最初の1kmが450であることを確認して、
しばらく体感で進んでペースを確認すると
設定からずれていることに気づき、微修正。
で、そのままいくと、またずれてる(遅い方に)。
でもまだそれほど危機感は抱かず。
だって修正したら戻るから。
速報では、「30kmまで順調だった」と書きましたが、
順調じゃなかったんだねぇ。
明確に失速したのはもう少し後とはいえ、
ハーフ過ぎからごんっごんフラグ立ってるやん……。
ポジティブスプリットでレース設計した場合は、
最低でも30kmまでは、
「設定ペースよりも落ちる」ということに対して、
もっとずっと危機感を抱かなければいけないんだ、
と今回の件から学びました。
「落ちる前提」の巡航ペースすら守れないようでは、
もうこの先の失速は目に見えている。
(逆に言えば、ネガティブで組んだ場合は、「上げる前提」のペースに上げられない、という逆のことが起こるんだろうけど、それはそれで焦るんだろうか?いやでも、ペース自体は上がってるわけだから、イケイケなんだろうか?やったことないからわからんな……)
もちろん、危機感を抱いたからといって
もう落ち始めているものを、
どう対応できるわけでもないのですが、
少なくとも、この時点では、私の中で
「キロ5を維持できていればまだ大丈夫」
という意味不明な安心感があったのは事実です。
サブ3.5周辺の人間にとっては、キロ5が最後の防衛ライン。
まだそこは割ってない。
…………違うんだよ!!!!!
本来なら、その防衛ラインは35km以降に発動。
いや、その日、3時間23分を目指していた私にとっては、
最後までキロ5が防衛ラインであるはずがないのに!!
(事前に作ったペース表に、5'00"の文字はないじゃないか!!)
結論:レース中はあほになってる。
30km地点の時計は、2時間23分34秒。
残り1時間。
あれ……?キロ5では、間に合わ な い……??
(ようやく気づいた)
31~35km 26:13 ave. 5'15"/km
(4'52"-4'52"-4'58"-6'02"-5'21")
さすがに間に合わないことがわかったので、
致し方なくペースを上げる。
よし。まだ上げられる!
でもこの急激なペースアップが仇となり、
心拍数が上昇したらしく、
事前に設定した175bpmの上限アラートが鳴る。
何度も鳴る。
焦りました。
これが鳴ったらペースダウン
と、事前に決めていたじゃないか。
実際、息も相当ぜぇはぁしている。
落とすのか!?落とさないのか!?
てか、このペース(450)で、残り10kmいけるのか!?
あと、さっきから雨で冷えてお腹痛い!!!!!!
で、ここが、今回の私の心折れポイント。
心拍数のせいでもなく、
お腹痛のせいでもなく、
純粋に、残り10kmをキロ450でいくのは無理だと
わかっていたんじゃないかな。
気づかないふりをしてたけど、
PB更新は無理だと
どこかで理解してたんじゃないか。
だから、まぁ、いろんな理由をつけて、
(一番精神的に痛手の少ない)トイレに行った@34km地点。
その時は、「もう無理!」って思ってたけど、
たぶん、本質はそうだったんじゃないか。
だから、ここで手放した。
べつに全然悪いことじゃない。
自分のレースを自分でどうしようが、それは私の勝手。
事前に決めていた安全策に従っただけだし、
お腹だって、実際トイレ入ったらとっても楽になった。
そうしなれば、残りはもっと失速したり、
はたまた尊厳を失ったりしてたかもしれない。
今、ぜぇはぁもせず、ぬくぬくとした部屋の中で思い返して、
一番、身も蓋もなく言うとそうなだけで、
実際その瞬間は、もう切羽詰まった気持ちだったのも事実。
でもまぁ、それでも。
自分で手放したことは、
自分で白旗を上げたことは、
「次」のために覚えておいた方がいいよ。
なんとなくだけど、そう思う。
私にとっては、
そういったことから目をそらさないってことも、
こうやって走っている意味のひとつだ。
いつも応援いただきありがとうございます。
(4'50"-4'56"-4'50"-4'59"-4'55")
25~30km 25:10 ave. 5'02"/km
(5'06"-5'00"-4'53"-5'03"-5'00")
*25kmでメイタン補給
21kmすぎて巡行モード。
設定は450。
のはずが、あれ?
最初の1kmが450であることを確認して、
しばらく体感で進んでペースを確認すると
設定からずれていることに気づき、微修正。
で、そのままいくと、またずれてる(遅い方に)。
でもまだそれほど危機感は抱かず。
だって修正したら戻るから。
速報では、「30kmまで順調だった」と書きましたが、
順調じゃなかったんだねぇ。
明確に失速したのはもう少し後とはいえ、
ハーフ過ぎからごんっごんフラグ立ってるやん……。
ポジティブスプリットでレース設計した場合は、
最低でも30kmまでは、
「設定ペースよりも落ちる」ということに対して、
もっとずっと危機感を抱かなければいけないんだ、
と今回の件から学びました。
「落ちる前提」の巡航ペースすら守れないようでは、
もうこの先の失速は目に見えている。
(逆に言えば、ネガティブで組んだ場合は、「上げる前提」のペースに上げられない、という逆のことが起こるんだろうけど、それはそれで焦るんだろうか?いやでも、ペース自体は上がってるわけだから、イケイケなんだろうか?やったことないからわからんな……)
もちろん、危機感を抱いたからといって
もう落ち始めているものを、
どう対応できるわけでもないのですが、
少なくとも、この時点では、私の中で
「キロ5を維持できていればまだ大丈夫」
という意味不明な安心感があったのは事実です。
サブ3.5周辺の人間にとっては、キロ5が最後の防衛ライン。
まだそこは割ってない。
…………違うんだよ!!!!!
本来なら、その防衛ラインは35km以降に発動。
いや、その日、3時間23分を目指していた私にとっては、
最後までキロ5が防衛ラインであるはずがないのに!!
(事前に作ったペース表に、5'00"の文字はないじゃないか!!)
結論:レース中はあほになってる。
30km地点の時計は、2時間23分34秒。
残り1時間。
あれ……?キロ5では、間に合わ な い……??
(ようやく気づいた)
31~35km 26:13 ave. 5'15"/km
(4'52"-4'52"-4'58"-6'02"-5'21")
さすがに間に合わないことがわかったので、
致し方なくペースを上げる。
よし。まだ上げられる!
でもこの急激なペースアップが仇となり、
心拍数が上昇したらしく、
事前に設定した175bpmの上限アラートが鳴る。
何度も鳴る。
焦りました。
これが鳴ったらペースダウン
と、事前に決めていたじゃないか。
実際、息も相当ぜぇはぁしている。
落とすのか!?落とさないのか!?
てか、このペース(450)で、残り10kmいけるのか!?
あと、さっきから雨で冷えてお腹痛い!!!!!!
で、ここが、今回の私の心折れポイント。
心拍数のせいでもなく、
お腹痛のせいでもなく、
純粋に、残り10kmをキロ450でいくのは無理だと
わかっていたんじゃないかな。
気づかないふりをしてたけど、
PB更新は無理だと
どこかで理解してたんじゃないか。
だから、まぁ、いろんな理由をつけて、
(一番精神的に痛手の少ない)トイレに行った@34km地点。
その時は、「もう無理!」って思ってたけど、
たぶん、本質はそうだったんじゃないか。
だから、ここで手放した。
べつに全然悪いことじゃない。
自分のレースを自分でどうしようが、それは私の勝手。
事前に決めていた安全策に従っただけだし、
お腹だって、実際トイレ入ったらとっても楽になった。
そうしなれば、残りはもっと失速したり、
はたまた尊厳を失ったりしてたかもしれない。
今、ぜぇはぁもせず、ぬくぬくとした部屋の中で思い返して、
一番、身も蓋もなく言うとそうなだけで、
実際その瞬間は、もう切羽詰まった気持ちだったのも事実。
でもまぁ、それでも。
自分で手放したことは、
自分で白旗を上げたことは、
「次」のために覚えておいた方がいいよ。
なんとなくだけど、そう思う。
私にとっては、
そういったことから目をそらさないってことも、
こうやって走っている意味のひとつだ。
いつも応援いただきありがとうございます。

