【宝塚ハーフ2018】 レポ② 後半戦
武庫川をずーっと南下して、西宮付近まで行って折り返すコース。
川なんだから、前半ゆるやかーに下って、
後半はゆるやかーに登ってるはずなんですが、
5年くらい走り続けていますが、前半と後半で、
明確な傾斜を感じたことはありません。
鈍いのか?いや、その程度のゆるやかさ。
ハーフ同士のスライド箇所は1か所。
(10㎞……じゃなかった、クォーターは、同時スタートで同じコースを途中で折り返すため、クォーターの走力の方がハーフよりも高くない限りは出会えません)
ハーフのトップとスライドしても、
なかなか走力モンスター君がやってこないので、
苦戦を強いられていることがわかりました。
そして、毎年、じわじわとタイムを詰めていっているマイライバルの
隣のチームリーダーとは、意外と離れていなかったので、
これはいけるか?!と淡い期待を抱きながら、私も折り返し。
11.4km地点。
ただし、折り返してしばらくしたところで、急激な異変を感じました。
後半ラップ。
4'33" → 4'38" → 4'35" → 5'20" → 4'51"
4'48" → 4'55" → 4'54" → 4'58" → 4'59"
4'54" → 4'38" (0.25km)
はい。まるわかりですね。
14km地点で、富山以来、2度目のレース中の貧血を起こし、
さーっと視界が暗くなったため、ストップ。
あーもう!!
路肩で休んで再度走り出しましたが、
もうペースをキープすることはできませんでした。
予想はしていたし、以前も、この状況にはなっている。
一度経験済みなので、富山の時のように焦ったり不安になったり
することはありませんでした。
今日は全力で走ることにして、ここに来たんだから、
このままどこまでずるずる落ちても、心は切らさん。
ここで安全運転に切り替えたら、また
「全力でやればできたんじゃないか」
という妙な未練を残してしまう気がする。
自分に引導を渡す(?)ために、今日は最後まで、この状態で粘る。
走れない自分を、自分で思い知るために。
しんどいし、嫌なことだけど、それが今日の私の目標。
前半と同じように、いや、それ以上に一生懸命進もうとしても、
何度ガーミンを見ても、ペースはキロ5近く。
ああ、ハーフの距離でも、もたないのか。
脚も痛くないし、前に進む気力だってこんなにあるのに、
自分が自分じゃないみたいだ。
以前は何も考えなくても、ただがんばれば走り続けられたのに、
今は、どうやってもペースを維持する方法がわからない。
走れない。
今回、ラップだけ見ると大崩れした失敗レースに見えますが、
実は、私にとっては後味の悪いレースではなかったのです。
ゴールまでの7㎞ほど。
認めたくなかった事実をきちんと理解するために、
一生懸命走る時間でした。
がんばろうが、練習しようが、今の私はだめだ。
そのことを知って、そのための対処を、これからしなきゃいけない。
それを自分で自覚することが大事。
そのための、今日の一部始終。
残り3kmの地点で、見覚えのある背中を見つけました。
だいぶ先行していたはずの、同じくらいの持ちタイムの
隣のチームリーダーが、走れなくなって、路肩を歩いていました。
思わず大丈夫ですか?!と聞くと、
もう無理だから先行って、とのこと。
(後で聞くと、急激な発汗で、足が完全に止まったそうです)
みんないろんな状況で走ってる。
走れない時だってある。
今までが、ボーナス期間だっただけで、
思うように走れない時なんて誰にでもある。
それでも私は走ることが好きだし、
一生懸命走ってゴールした時は、やっぱりうれしい。
タイムを更新した時の爆発的な達成感じゃないけれど、
それでも投げ出さずに走り切ったことを、私が知っていれば。
結果が得られなくとも、大丈夫。
私は走るよ。
地味にしぶとく走り続けて、
それを積み上げることでしか、
きっと次に進む方法はない。
そんなもんだ。
また、体と心を整えて、ここへ戻ってこられるといいな。
公式時計が100分を超えるのを横目で見ながらゴール。
速報でも書いた通り、秋口の単独走をも、大きく下回る結果でした。
いつも応援いただきありがとうございます。
川なんだから、前半ゆるやかーに下って、
後半はゆるやかーに登ってるはずなんですが、
5年くらい走り続けていますが、前半と後半で、
明確な傾斜を感じたことはありません。
鈍いのか?いや、その程度のゆるやかさ。
ハーフ同士のスライド箇所は1か所。
(10㎞……じゃなかった、クォーターは、同時スタートで同じコースを途中で折り返すため、クォーターの走力の方がハーフよりも高くない限りは出会えません)
ハーフのトップとスライドしても、
なかなか走力モンスター君がやってこないので、
苦戦を強いられていることがわかりました。
そして、毎年、じわじわとタイムを詰めていっているマイライバルの
隣のチームリーダーとは、意外と離れていなかったので、
これはいけるか?!と淡い期待を抱きながら、私も折り返し。
11.4km地点。
ただし、折り返してしばらくしたところで、急激な異変を感じました。
後半ラップ。
4'33" → 4'38" → 4'35" → 5'20" → 4'51"
4'48" → 4'55" → 4'54" → 4'58" → 4'59"
4'54" → 4'38" (0.25km)
はい。まるわかりですね。
14km地点で、富山以来、2度目のレース中の貧血を起こし、
さーっと視界が暗くなったため、ストップ。
あーもう!!
路肩で休んで再度走り出しましたが、
もうペースをキープすることはできませんでした。
予想はしていたし、以前も、この状況にはなっている。
一度経験済みなので、富山の時のように焦ったり不安になったり
することはありませんでした。
今日は全力で走ることにして、ここに来たんだから、
このままどこまでずるずる落ちても、心は切らさん。
ここで安全運転に切り替えたら、また
「全力でやればできたんじゃないか」
という妙な未練を残してしまう気がする。
自分に引導を渡す(?)ために、今日は最後まで、この状態で粘る。
走れない自分を、自分で思い知るために。
しんどいし、嫌なことだけど、それが今日の私の目標。
前半と同じように、いや、それ以上に一生懸命進もうとしても、
何度ガーミンを見ても、ペースはキロ5近く。
ああ、ハーフの距離でも、もたないのか。
脚も痛くないし、前に進む気力だってこんなにあるのに、
自分が自分じゃないみたいだ。
以前は何も考えなくても、ただがんばれば走り続けられたのに、
今は、どうやってもペースを維持する方法がわからない。
走れない。
今回、ラップだけ見ると大崩れした失敗レースに見えますが、
実は、私にとっては後味の悪いレースではなかったのです。
ゴールまでの7㎞ほど。
認めたくなかった事実をきちんと理解するために、
一生懸命走る時間でした。
がんばろうが、練習しようが、今の私はだめだ。
そのことを知って、そのための対処を、これからしなきゃいけない。
それを自分で自覚することが大事。
そのための、今日の一部始終。
残り3kmの地点で、見覚えのある背中を見つけました。
だいぶ先行していたはずの、同じくらいの持ちタイムの
隣のチームリーダーが、走れなくなって、路肩を歩いていました。
思わず大丈夫ですか?!と聞くと、
もう無理だから先行って、とのこと。
(後で聞くと、急激な発汗で、足が完全に止まったそうです)
みんないろんな状況で走ってる。
走れない時だってある。
今までが、ボーナス期間だっただけで、
思うように走れない時なんて誰にでもある。
それでも私は走ることが好きだし、
一生懸命走ってゴールした時は、やっぱりうれしい。
タイムを更新した時の爆発的な達成感じゃないけれど、
それでも投げ出さずに走り切ったことを、私が知っていれば。
結果が得られなくとも、大丈夫。
私は走るよ。
地味にしぶとく走り続けて、
それを積み上げることでしか、
きっと次に進む方法はない。
そんなもんだ。
また、体と心を整えて、ここへ戻ってこられるといいな。
公式時計が100分を超えるのを横目で見ながらゴール。
速報でも書いた通り、秋口の単独走をも、大きく下回る結果でした。
いつも応援いただきありがとうございます。

