日露平和友好条約

<これまでのあらすじ>

平和なボクシングジムに、ある日突然、
謎の(←謎ではない)ロシア人トレーナー、アレックスが出現した。

アレックスの無慈悲な高速&重量級ミット打ちにより、
続々と屍にされる会員たち。

そんな惨状を見かねて、体力だけは無駄にある
1人の長距離ランナーが立ち上がった!

アレックスに一矢を報いるべく、
過酷な修行(←ボクシング関係ない持久走)を重ねる長距離ランナー。

ただ、唯一の計算違いは、運命の対戦が、修行(帰宅ラン)の、
わずか12時間後に設定された(←こっちが勝手に出向いただけ)ことだった……。

前日の修行(帰宅ラン)のダメージが残り、
思うように動けない長距離ランナー!!

そして、アレックスは、そんな長距離ランナーの唯一の武器を嘲笑うかのように、
屈辱的な一言を浴びせたのであった……。


という、壮大なストーリーだったわけですよ。わくわくしますね。
知らんけど。

もう、これから、どんな盛り上がりを見せるの~~~?!っていうレベル。


ただ、残念ながら、現実はフィクションではありません。
長距離ランナーとアレックスの物語は、
先週末、思わぬ展開を見せることになります。



きっかけは、私の着ていた大阪マラソンTシャツ(2016)。


アレックス: マラソン走るの?

私: うん。マラソン好きなの。
   ボクシングやったら心肺機能上がってスピードアップしたよ。

アレックス: それはいいことだ。ボクサーはみんな走る。ダッシュで。

私: ダッシュは嫌いだよ。
   でもたまに長い距離走ったあと、ボクシングやるとしんどいよ。 

   (君が先日、私に屈辱的な評価を下したあれじゃあああ!)

アレックス: 次のマラソンはいつ?

私: 今年の秋。11月末かな。

アレックス: よしわかった!君がマラソンでいい結果を出せるように協力しよう!

私: おお!それはすばらしい提案です!ありがとう!



イメージ映像(焼きまわし)
15255668030.png
(画像はお借りしました)



ということで、なんか知らんけど、
アレックスがマラソンに協力してくれることになった!!

対立、激闘からの和解!友情!!信頼!!!

少年ジャンプ!これ、少年ジャンプ的なあれじゃね?!(大興奮)


とはいうものの、協力っつっても、アレックスは、
より精力的に屍生産作業をするだけだよね。
死亡フラグ以外の何物でもないわww


ただ、屍生産作業ミット打ちはおいといて、
アレックスはめっちゃいい人で、
いっつも笑顔だし、積極的に指導してくれるし、フレンドリーだし、
かれこれ3週間くらいの間に、ジムに完全に溶け込んでおります。

会う度に新たな日本語を習得しており、
ついこないだはとうとう文章でしゃべってたのでビビった。
成長速度が半端ない。

会長様は
「英会話も上達するボクシングジムって売りでいったらどうだろう(最近営業熱心)」
とも目論んでいたようですが、いや、この調子だと、
アレックスがあっという間に日本語ペラペラになるだろうから、意味ないでww


ちなみに、私を含む数名の会員さんは英語でやりとりしていますが、
物怖じしない若い衆は、躊躇ゼロで
「チャンピオン~!チャンピオン~!」と激しく懐いており、
日本語オンリーで何の問題もなくコミュニケーションできているので、
大人たちは、「言語の壁ってないんだねぇ…」と微笑ましく眺めております。


<本日のアレックス>
ノーゲーム。
(人が多かったので時間切れにて、ミットは会長様)

<本日の自分用メモ>
・ジャブ→ボディ→フックがよくなってきた。左脚を軸とした体側を意識して動くといい。
 個人的には、1、2、3とカウントしながら1打毎に体勢をリセットするといい。
 特にボディ→フック。必ず胴体から動いて、腕は最後まで脇に。
・ジャブ→右ボディ→フックの際のフックは、もっと顔をガードするよう高めに。
 上から振り下ろすくらいの意識でいい。今は低すぎる。
 踏み込みで膝を使って沈み込み、体軸はまっすぐ(腰引けない)、肘きっちり上げてフック。
・その後、フック連打の際、1打目は振りぬかず正面くらいで止める。
 そのまままっすぐうしろに引いたらリセットできる位置で。
 で、肘を後ろに引いてすぐ2打目を振りぬくと、コンパクトに素早く2連打可能。要練習。
・サンドバッグの際、力を入れすぎず、タイミングとインパクトを意識してリラックスしてやること。
・体側から肩までのラインを意識して、そこで動くこと。手はあとからついてくる。
・右ボディの振り出しのタイミングが合ってないので注意。
 右ストレートは↑の意識でだいぶよくなってきた。



そういえば、会長様は相も変わらず
アレックスのミット打ちを見ながら楽しそうにしている。

先日、「どうしても力負けする……」とぶつぶつ言っていたところ、
「ミット押し込んでくるからな。壁やな、壁ww」とにやにやしていたので、
いや、あんたも一回自分で体験してみろよ、グローブつけてさぁ!という旨を
やんわり伝えたら、
「ミット受けてて手首痛いから嫌」って言われた。

逃げたな。



いつも応援いただきありがとうございます。

  

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Author:ちまき
 
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フルPB: 3:23:XX(2018名古屋)
ハーフPB: 1:36:XX(2018枚方)
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走ったり殴ったりしています。



 

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