クラフトビアライブ2022@大阪に行ってきた(後編その1)
ほっぽらかされていたビールの話をします。
(私の覚書なので、長い上に役立たずです)

会場につくと、検温&コロナ追跡システムのメール登録をして
手渡されたのはこちらのビールマップ。
表面には参加ブリュワリーと提供しているビールの種類と会場地図、
そして裏面には、全提供ビールの味による分布図が!!
縦軸が濃さ(下が濃い)、横軸がフルーティ(左)VS苦さ(右)でプロット。

(今回飲んだのが赤四角)
(ちなみに、青四角はよく飲んで味を知ってる國乃長と箕面ビールという全く個人的な比較対象)
これがめっちゃよくてねぇ。
これがなかったらブリュワリーやらビールの名前で
ついつい選んでしまいがちなところ、
「どんな味のビールが飲みたいか」
の指標になるのがとてもよかったのです。
ただ、あくまで「指標」なので、実際飲んでみると
あれ?思ったよりXXX(好きな言葉をお入れください)だな?
と思うこともあるんだけど、
それはそれでじゃあ自分が期待していたのと何が違うのか、
このビールを作った人は何をポイントにしようとしたのか、
みたいなことを改めて考えるのでよい。
ということで、記念すべき一杯目は、
VOYAGER BREWING Co.のCOPPER@和歌山


先日、和歌山に行った際に立ち寄った醸造所併設パブで
先客だった人が家庭用クラフトビールサーバー販売業者の中の人で、
夏の休暇を利用して各地の醸造所を回っているところで、
これから行くつもりだ、と言っていた名前を思い出したので。
(ちなみに、和歌山ブログには書かなかったけど、日本酒に使う麹菌(Aspergillus oryzae)で作ってるというえらいマニアック珍しいビールで、ビールという先入観がなければ、これ?ビールか???となる不思議な、でもさわやかな中に妙な旨味のあるお味でした)
関西圏に住んでいても、和歌山の田辺まで行くのは骨が折れる。
というか、この機会だからめったに行かない
地理的条件を重視して選ぼうと思っていたのです。
4種類ほど出していた中で、
一番バランスよく味の濃そうなやつを選択。
(お店のお兄さんもイチオシしてたので)
うん、間違いなくおいしい!
よなよなエールとか、箕面ビールとか、
一般受けするとてもおいしいクラフトビールって感じだ。
これは……一杯目にかなり当たりをひいてしまったのでは……??
2杯目は、
Bluewood Brewery(ブルーウッドブリュワリー)キュウイエール@和歌山


一発目が王道の味だったので、
2杯目はちょっと奇をてらってみたくて。
あと、やっぱりまだ自力で行きにくそうな場所にこだわっている。
和歌山は有田市ですな。
当然のことながらみかんやらシトラスなど柑橘推しでしたが、
柑橘系はまぁ、だいたい味の予想がつくので、
今まで見たことがないキウイで。
うん、キウイも酸っぱいからまぁビールに合うし、
爽やかにおいしいんだけど、
キウイかって言われるとキウイじゃなくてもいいかもしれない。
てか、私はやっぱり苦みが強くて味が濃い系のやつが好きだな!
3杯目、
曽爾高原ビール 鎧アルト@奈良


ちょっと口直しに、王道っぽいやつを。
奈良は奈良だけど、山奥だから行きにくいよね、曽爾高原。
車を持ってない私にとってはまさに陸の孤島。
いやそもそも、車で行ったら飲めないしな……。
ふるさと納税の候補にも入っていたのだ。
うんうんおいしい。
とはいえ、こういう王道おいしいビールは、
味の感想が「おいしい」になってしまって、
なかなか他のと差別化がはかれないのが難しいところだなぁ。
がんばって差を見極めるとすると、一杯目とくらべると、ちょっとパンチに欠けるかな。
なんだろ?味は苦くて好きなんだけど、香りの強さかな?
方向性は一緒だけど、1杯目のCOPPERの方が私は好みでした。
でも、強いて言えば、っていうレベル。
4杯目、
BYC Brewery まるごとお野菜しょうが@大阪


せっかくのイベントなので、王道がおいしいと知りながらも、
やっぱりちょいひねったやつにもどうしても目が行く……。
まるごとフルーツりんご、レモン、まるごとお豆コーヒー……か。
「まるごと」っていうネーミングにも惹かれるが、
ここ、他のブースは複数人で対応していたのに、
店番(?)はお一人しかいらっしゃらず、
かつどう見てもお家のPCとプリンタで印刷したっぽいメニュー表といい、
もしかして、生産者自らが販売している超極小ブリュワリーなのでは……?
と思ったらやっぱりそうでした。
個人的には、フルーティ系+何かのフレーバーを添加したもの、
は基本的にあまり得意ではないのですが、
こちらはえらく苦みに振り切った場所に配置されていて、
苦み+しょうがってどういうことだ???
と飲んでみたくなった次第です。
感想はねぇ……にがショウガっっっ!(まんまやんw)
がつっと苦くて、後味がめっちゃショウガなので、
私は今何を飲んでいるのか、と脳が大混乱する。
これねぇ、素材の味を生かし切っちゃいました、
っていうビールがたまにあるんだけど、
箕面ビールで飲んだコーヒースタウトもそうでしたね。
完全にコーヒーを再現しすぎてて、
つまみに頼んでた手羽先がまっっっったく合わず、
サンドイッチ頼んだらめちゃくちゃ合いましてね。
完全に、カフェで食べるサンドイッチとコーヒーになってた。
これは……ビールである必要性はあるのか??、と自問自答しつつ。
いや、全然まずくはなく、むしろめっちゃおいしいコーヒーなんですけど。
(ちなみに、ビール+コーヒーはあちこちの醸造所で出していて、一時期集中的に飲んでいたのですが、地元の國乃長は箕面ビールとは逆にコーヒーがビールに完全に負けてて、ビールとのバランスが一番いい!と思ったのは近江八幡のtwo rabbit brewingだったので、作り手の思惑によっていろんな味になってて楽しい)
で、このまるごとしょうがもそうで、
つまみにしてたチーズナンにはまぁ合わない合わない。
ビールの主張が強すぎる。
とはいえ、ちょっと忘れられないくらいのインパクトがある。
リピートするかっていうとう~~~んどうだろ?
癖にはなりそうな気はする……。
という感想のもと、お家に帰ってHPを見たら
当店のビールは「食事と合わせてじっくり飲みたい」方専用です。「のどの渇きを癒やしたい!」、「爽快なのどごしを楽しみたい!」という方には向いてませんのでご了承下さい。
と堂々と言い切っててあっぱれ!!と思いました。
うん、完全にそういうビールになってるわ。えらい。
他のもちょっと飲んでみたくなったから、
東大阪らへんに行くついでがあったら購入してみたいな。
(醸造所では購入できず、近所の酒屋さんでの販売のようです)
やっぱまるごとお豆コーヒーかなぁ。トマトも惹かれる。
長くなりすぎたので、もう一回続きます。
(私の覚書なので、長い上に役立たずです)

会場につくと、検温&コロナ追跡システムのメール登録をして
手渡されたのはこちらのビールマップ。
表面には参加ブリュワリーと提供しているビールの種類と会場地図、
そして裏面には、全提供ビールの味による分布図が!!
縦軸が濃さ(下が濃い)、横軸がフルーティ(左)VS苦さ(右)でプロット。

(今回飲んだのが赤四角)
(ちなみに、青四角はよく飲んで味を知ってる國乃長と箕面ビールという全く個人的な比較対象)
これがめっちゃよくてねぇ。
これがなかったらブリュワリーやらビールの名前で
ついつい選んでしまいがちなところ、
「どんな味のビールが飲みたいか」
の指標になるのがとてもよかったのです。
ただ、あくまで「指標」なので、実際飲んでみると
あれ?思ったよりXXX(好きな言葉をお入れください)だな?
と思うこともあるんだけど、
それはそれでじゃあ自分が期待していたのと何が違うのか、
このビールを作った人は何をポイントにしようとしたのか、
みたいなことを改めて考えるのでよい。
ということで、記念すべき一杯目は、
VOYAGER BREWING Co.のCOPPER@和歌山


先日、和歌山に行った際に立ち寄った醸造所併設パブで
先客だった人が家庭用クラフトビールサーバー販売業者の中の人で、
夏の休暇を利用して各地の醸造所を回っているところで、
これから行くつもりだ、と言っていた名前を思い出したので。
(ちなみに、和歌山ブログには書かなかったけど、日本酒に使う麹菌(Aspergillus oryzae)で作ってるというえらいマニアック珍しいビールで、ビールという先入観がなければ、これ?ビールか???となる不思議な、でもさわやかな中に妙な旨味のあるお味でした)
関西圏に住んでいても、和歌山の田辺まで行くのは骨が折れる。
というか、この機会だからめったに行かない
地理的条件を重視して選ぼうと思っていたのです。
4種類ほど出していた中で、
一番バランスよく味の濃そうなやつを選択。
(お店のお兄さんもイチオシしてたので)
うん、間違いなくおいしい!
よなよなエールとか、箕面ビールとか、
一般受けするとてもおいしいクラフトビールって感じだ。
これは……一杯目にかなり当たりをひいてしまったのでは……??
2杯目は、
Bluewood Brewery(ブルーウッドブリュワリー)キュウイエール@和歌山


一発目が王道の味だったので、
2杯目はちょっと奇をてらってみたくて。
あと、やっぱりまだ自力で行きにくそうな場所にこだわっている。
和歌山は有田市ですな。
当然のことながらみかんやらシトラスなど柑橘推しでしたが、
柑橘系はまぁ、だいたい味の予想がつくので、
今まで見たことがないキウイで。
うん、キウイも酸っぱいからまぁビールに合うし、
爽やかにおいしいんだけど、
キウイかって言われるとキウイじゃなくてもいいかもしれない。
てか、私はやっぱり苦みが強くて味が濃い系のやつが好きだな!
3杯目、
曽爾高原ビール 鎧アルト@奈良


ちょっと口直しに、王道っぽいやつを。
奈良は奈良だけど、山奥だから行きにくいよね、曽爾高原。
車を持ってない私にとってはまさに陸の孤島。
いやそもそも、車で行ったら飲めないしな……。
ふるさと納税の候補にも入っていたのだ。
うんうんおいしい。
とはいえ、こういう王道おいしいビールは、
味の感想が「おいしい」になってしまって、
なかなか他のと差別化がはかれないのが難しいところだなぁ。
がんばって差を見極めるとすると、一杯目とくらべると、ちょっとパンチに欠けるかな。
なんだろ?味は苦くて好きなんだけど、香りの強さかな?
方向性は一緒だけど、1杯目のCOPPERの方が私は好みでした。
でも、強いて言えば、っていうレベル。
4杯目、
BYC Brewery まるごとお野菜しょうが@大阪


せっかくのイベントなので、王道がおいしいと知りながらも、
やっぱりちょいひねったやつにもどうしても目が行く……。
まるごとフルーツりんご、レモン、まるごとお豆コーヒー……か。
「まるごと」っていうネーミングにも惹かれるが、
ここ、他のブースは複数人で対応していたのに、
店番(?)はお一人しかいらっしゃらず、
かつどう見てもお家のPCとプリンタで印刷したっぽいメニュー表といい、
もしかして、生産者自らが販売している超極小ブリュワリーなのでは……?
と思ったらやっぱりそうでした。
個人的には、フルーティ系+何かのフレーバーを添加したもの、
は基本的にあまり得意ではないのですが、
こちらはえらく苦みに振り切った場所に配置されていて、
苦み+しょうがってどういうことだ???
と飲んでみたくなった次第です。
感想はねぇ……にがショウガっっっ!(まんまやんw)
がつっと苦くて、後味がめっちゃショウガなので、
私は今何を飲んでいるのか、と脳が大混乱する。
これねぇ、素材の味を生かし切っちゃいました、
っていうビールがたまにあるんだけど、
箕面ビールで飲んだコーヒースタウトもそうでしたね。
完全にコーヒーを再現しすぎてて、
つまみに頼んでた手羽先がまっっっったく合わず、
サンドイッチ頼んだらめちゃくちゃ合いましてね。
完全に、カフェで食べるサンドイッチとコーヒーになってた。
これは……ビールである必要性はあるのか??、と自問自答しつつ。
いや、全然まずくはなく、むしろめっちゃおいしいコーヒーなんですけど。
(ちなみに、ビール+コーヒーはあちこちの醸造所で出していて、一時期集中的に飲んでいたのですが、地元の國乃長は箕面ビールとは逆にコーヒーがビールに完全に負けてて、ビールとのバランスが一番いい!と思ったのは近江八幡のtwo rabbit brewingだったので、作り手の思惑によっていろんな味になってて楽しい)
で、このまるごとしょうがもそうで、
つまみにしてたチーズナンにはまぁ合わない合わない。
ビールの主張が強すぎる。
とはいえ、ちょっと忘れられないくらいのインパクトがある。
リピートするかっていうとう~~~んどうだろ?
癖にはなりそうな気はする……。
という感想のもと、お家に帰ってHPを見たら
当店のビールは「食事と合わせてじっくり飲みたい」方専用です。「のどの渇きを癒やしたい!」、「爽快なのどごしを楽しみたい!」という方には向いてませんのでご了承下さい。
と堂々と言い切っててあっぱれ!!と思いました。
うん、完全にそういうビールになってるわ。えらい。
他のもちょっと飲んでみたくなったから、
東大阪らへんに行くついでがあったら購入してみたいな。
(醸造所では購入できず、近所の酒屋さんでの販売のようです)
やっぱまるごとお豆コーヒーかなぁ。トマトも惹かれる。
長くなりすぎたので、もう一回続きます。