目的地は大事だよ(その1)
ブログタイトルでは、絶賛見失ってるけどな。
引きこもってる間に、とてもよき温泉に
行ってきたので聞いてほしいです。
いやね。
ここしばらく、レース予定もないので
いまいち真面目に走る気になれず、ならず。
とはいえ、走る習慣をなくしちゃうと
また1からスタートするのはしんどいなぁ、
なんかご褒美があると走る気になるんだがなぁ、
というやる気があるんだかないんだか
わからない状態が続いておりますと
畢竟(←難しい漢字!)目的地は大事だよなぁ、
と改めて思うに至りまして。
けど、10年以上家の周りを走り回ってると
近場の魅惑的な目的地っつーのもネタ切れてきたので、
電車でいろんなところに行ってそこを起点に走り回る、
という遊びを積極的にやっております。
(家の周りはそこそこ知ってるとこばっかになって飽きてきたのにくわえ、紆余曲折を経て週に1回は完全休みとする!(そのかわり平日と、週休2日のうち1日はがっつり勉強する)というルーチンにしたのはいいが、家の周りを走っておうちに戻ると、どうにもこうにも「やらなきゃいけないこと」が気になって罪悪感ですっきりしないので、これはいっそどっかに出かけた方が気分転換になってトータルの効率が上がる、という諸々の理由の合わせ技だな)
(おかげで、遠足プランニング能力が飛躍的に向上しました)
(グーグルマップと地元の観光案内のHPで下調べをした上で、最終的に近所の某居酒屋(あそこじゃなくて、ちょっと前に某Mさんが突撃して退散してたちょっとオサレなあそこ to 市民向け情報)に行くと、酒目当てにあっちこっち足を運んでいるフッ軽おじさまと高確率で遭遇し、今度どこそこに行くつもりだ、と宣言すると、うまい酒とうまい飯の情報を、きわめて的確に提示してくれるので非常にありがたい)
(RPGの主人公を導くキーパーソンみたいな存在なので、その言葉は「お告げ」と思って恭しく承っております)
で、最近行った中でものすごくよい日帰り温泉が
2か所あったので聞いてくれ!
ひとつめ。
JR和歌山駅から徒歩2km、
南海和歌山市駅からなら徒歩5kmにある
花山温泉-薬師の湯-。

なんでも、関西最強の炭酸泉だそうで。
見てこれ。
この湯の色と、温泉成分の堆積物。


(画像はこちらからお借りしました)
一週間に一度、大掛かりな清掃作業(というか剥離作業)
をしてもこれなんだって。
すごい……わかめじゃなくて、しじみの味噌汁みたいだ……。
(↑合わせ味噌の味噌汁ではなく、赤だしの味噌汁、と言いたいのです)
実際入ってみると、40℃程度に加温されたお湯の方は
気体の飽和濃度的な関係であまり炭酸感は感じられなかったのですが、
とにかく鉄分がすごい。濃度が濃い。
うっかり顔を洗ったら、
なんとなく皮膚がピリピリする。
これは……体にとてもよいものに違いない……!!(知らんけど!)
とふむふむほうほう納得していたのですが、
横にあった源泉(加温なしで26℃くらい)に
寒いのをめーっちゃ我慢しながら入ってみると
なんだこれ……こっちの方が圧倒的に濃いやないか……!
寒いくらいぬるいのに、お湯(?)がなんか
どっしりがっつり重いぞ……なんだこれ……!?
加温の方に比べて、お湯が新鮮……???
よく見ると、壁には源泉と加温の交代浴を
全力で推している表示もあり、
タイムリミットの最後らへんにようやく
源泉に入ったことを大変後悔した次第です。
ここなら夏でものぼせずに交代浴できそうなので
もっかい夏に行ってぜひ2時間滞在コースで風呂を楽しむぞ!
と決意しました。
前情報通り、ものすごくインパクトのある温泉でよかったです。
(走ったあとに爽やかに汗を流したいランナー的にどうかは知らんが)
ちなみに、花山温泉に至るまでに
遠心力にぶん回されて走り回ったルートがこちらです。

これでだいたい26kmくらいだったかな。
(諸事情にて温泉まではタクシー利用)
(その「諸事情」とは、上記地図の中で明らかにおかしい部分を、純度100%の興味本位で走ったがゆえに、HPを大幅に削られたためです)
(私は地図上でどうなっているか知った上で、それでも自分の目で「端っこ」が「端っこ」である旨を確認し、納得したい欲丸出しで誘導していたのですが、後続者は黙々と走っている道がまさかどこにもつながっていない単なる「端っこ」であろうとは想定していなかったらしく、海の真ん中で突然途切れた「端っこ」を見てぎょっとしておられたのが非常におもしろかったです。えっと、端っこを確認したかったんだよ。超満足だよ。(私だけが))

↑端っこへと続く道。
長くなったので「もう1つ」は次回に続きます。