退院後その1(復職について)
さて。
長々と入院日記を続けてきましたが、
これはここで一旦終了。
ちょっと時間的にはすっとんで、
現在地点のお話です。
これを書いている今現在、
手術から丸三週間になります。
術後一週間はは入院。
二週間目はお休みをもらって、
自宅にて療養。
術後二週間後(退院一週間後)から
在宅勤務を開始し、
今で一週間ちょいたちます。
休・祝日を除くと、
仕事から完全に離脱していたのは
丸10日ですんだので、
できる限り早期の復職という
当初の目標はそこそこ果たせたように思います。
ただ、復帰時には無理ない範囲で、
と気遣ってもらえたものの、
いざ復職してしまうと
まぁまぁ容赦なくやることは降ってくるわけで、
(チーム員以外は事情を知らないわけだし)
結局、復職後3日勤務した週末は
グロッキーになって寝込んでおりました。
(本人いけそうなつもりでも、無理をすると後からどどっと反動がきます)
(痛いとかつらいとか劇的な症状ではないのですが、ただただ体がもう無理、と悲鳴を上げて起き上がれなくなる感じ)
私はある程度基礎体力的に自信があり、
自宅療養中の負担も考慮して
術後2週間での復職を決めたのですが、
余裕を見るならやはり3週間以降かな……。
(診断書では術後4週間の療養、と書かれていたため、就労可能証明を別途発行してもらって復職しています)
幸い、積極的には推奨されていないとはいえ、
在宅勤務の体制が整っていたことも
早期復職の後押しをしてくれました。
在宅勤務制度がなかったら、
おそらく3週間以上休むことになったと思いますし、
そうなると保存有給だけではすまないので、
有難い措置だったと思います。
ただ、完全に在宅できる職種ではなく、
そもそもの仕事効率も悪いので、
来週(術後4週目)から徐々に出勤日を増やしていく予定です。
学校を出てから丸16年、
働いていることになりますが、
今回、はじめて長期の入院をして、
ああいろいろとありがたい制度だなぁ、
とつくづく身に沁みました。
という印象的なセリフがありましたが、
ああまさにその通りだなぁ、と。
組織の中で働く我々の仕事は、
誰かが欠けても必ず
誰かがその穴埋めをするようにできている。
決して唯一無二の存在というのはおらず
(もしいたとすればそれは組織の弱点になりうる)
どんなに能力が高く、
どんなに希少価値がある人材であったとて例外はなく、
いなければいないでどうにか回っていくようになっている。
今回、私が不在の間、
その穴をたくさんの人が埋めてくれていたし、
だからこそ私は安心して休めた。
これが自営業だったら、
それこそ残してきた物事に対する心配は
私の比ではなかっただろうし、
こんなに落ち着いていられなかったと思う。
(自宅療養期間を大満喫のお話はまた後日w)
(私がやたらと復職を早めたがるので、主治医からは「いやあなたサラリーマンでしょ、ゆっくり休めば?」とも言われましたが、自営業の人は退院後すぐ無理を押して復帰せざるを得ない人もいるらしく、そりゃそうですよね……)
でも、そうやってつつがなく
業務は回っていくのだけれど。
それでも。
復職の連絡をしたときに、
上司がくれたメールには、
体調を気遣う言葉と共に、
「正直、助かります」
と綴られていて、
はっとしました。
ちょっと、うれしかった。
ああ、部品ではあるけれど、
今のところ、
いてもいなくてもいい部品ではないんだな。
今回、ちゃんと修理する時間をくれたのだから、
少しでも使い勝手のいい部品になれるようにしよう。
死なないためのシステムの恩恵を受けながら、
部品であることは十分に自覚して、
それでもちょっとでもいい部品になれるよう努力する
それが私のような
決して特別ではないサラリーマンの矜持だ。
ま、もちろん、根源は、
働かざる者食う(飲む)べからず、なんですけどね。
仕事復帰したから飲めるぞー!!
(アルコール制限はなしうふふ)
いつも応援いただきありがとうございます。
長々と入院日記を続けてきましたが、
これはここで一旦終了。
ちょっと時間的にはすっとんで、
現在地点のお話です。
これを書いている今現在、
手術から丸三週間になります。
術後一週間はは入院。
二週間目はお休みをもらって、
自宅にて療養。
術後二週間後(退院一週間後)から
在宅勤務を開始し、
今で一週間ちょいたちます。
休・祝日を除くと、
仕事から完全に離脱していたのは
丸10日ですんだので、
できる限り早期の復職という
当初の目標はそこそこ果たせたように思います。
ただ、復帰時には無理ない範囲で、
と気遣ってもらえたものの、
いざ復職してしまうと
まぁまぁ容赦なくやることは降ってくるわけで、
(チーム員以外は事情を知らないわけだし)
結局、復職後3日勤務した週末は
グロッキーになって寝込んでおりました。
(本人いけそうなつもりでも、無理をすると後からどどっと反動がきます)
(痛いとかつらいとか劇的な症状ではないのですが、ただただ体がもう無理、と悲鳴を上げて起き上がれなくなる感じ)
私はある程度基礎体力的に自信があり、
自宅療養中の負担も考慮して
術後2週間での復職を決めたのですが、
余裕を見るならやはり3週間以降かな……。
(診断書では術後4週間の療養、と書かれていたため、就労可能証明を別途発行してもらって復職しています)
幸い、積極的には推奨されていないとはいえ、
在宅勤務の体制が整っていたことも
早期復職の後押しをしてくれました。
在宅勤務制度がなかったら、
おそらく3週間以上休むことになったと思いますし、
そうなると保存有給だけではすまないので、
有難い措置だったと思います。
ただ、完全に在宅できる職種ではなく、
そもそもの仕事効率も悪いので、
来週(術後4週目)から徐々に出勤日を増やしていく予定です。
学校を出てから丸16年、
働いていることになりますが、
今回、はじめて長期の入院をして、
ああいろいろとありがたい制度だなぁ、
とつくづく身に沁みました。
「サラリーマンていうのはね 死なないためのシステムなのよ」
(サプリ by おかざき真理)
という印象的なセリフがありましたが、
ああまさにその通りだなぁ、と。
組織の中で働く我々の仕事は、
誰かが欠けても必ず
誰かがその穴埋めをするようにできている。
決して唯一無二の存在というのはおらず
(もしいたとすればそれは組織の弱点になりうる)
どんなに能力が高く、
どんなに希少価値がある人材であったとて例外はなく、
いなければいないでどうにか回っていくようになっている。
今回、私が不在の間、
その穴をたくさんの人が埋めてくれていたし、
だからこそ私は安心して休めた。
これが自営業だったら、
それこそ残してきた物事に対する心配は
私の比ではなかっただろうし、
こんなに落ち着いていられなかったと思う。
(自宅療養期間を大満喫のお話はまた後日w)
(私がやたらと復職を早めたがるので、主治医からは「いやあなたサラリーマンでしょ、ゆっくり休めば?」とも言われましたが、自営業の人は退院後すぐ無理を押して復帰せざるを得ない人もいるらしく、そりゃそうですよね……)
でも、そうやってつつがなく
業務は回っていくのだけれど。
それでも。
復職の連絡をしたときに、
上司がくれたメールには、
体調を気遣う言葉と共に、
「正直、助かります」
と綴られていて、
はっとしました。
ちょっと、うれしかった。
ああ、部品ではあるけれど、
今のところ、
いてもいなくてもいい部品ではないんだな。
今回、ちゃんと修理する時間をくれたのだから、
少しでも使い勝手のいい部品になれるようにしよう。
死なないためのシステムの恩恵を受けながら、
部品であることは十分に自覚して、
それでもちょっとでもいい部品になれるよう努力する
それが私のような
決して特別ではないサラリーマンの矜持だ。
ま、もちろん、根源は、
働かざる者食う(飲む)べからず、なんですけどね。
仕事復帰したから飲めるぞー!!
(アルコール制限はなしうふふ)
いつも応援いただきありがとうございます。

