宝塚ハーフマラソン2017③ 失速編
後半のラップはまとめて載せておきますね。
11~15kmのラップ 4:34 → 4:41→ 4:42 → 4:41 → 4:44
16~21kmのラップ 4:47 → 4:42→ 4:44 → 4:43 → 4:45 → 4:46 → 0:56 (0.2km, 4:34/km)
ふふ…。見事な失速っぷりですこと。
全くもって、ハーフマラソンのペースじゃないな…。
なにが「4:35/kmをこえないように巡航する。
最低でも4:40/km以内でラップをそろえるようにがんばる。」だよ……。
全然できてないよ…。
ピッチもストライドも落ちている。でもどうすれば戻るのか分からない。
ほぼフルマラソンのレースペースなのに、フォームも崩れている。
胸の前で腕を振って、腕の力を全然使えてない昔のフォームに戻ってる。
あぁ……無理をして失速するってこういうことなんだ、と思いました。
フルマラソンの訓練をしていたらハーフで失速しない、なんて都市伝説だった。
ハーフだろうがなんだろうが、無謀なペースで突っ込んだら失速するんだ。
呼吸が苦しいし、脚も重い。適切な形で走れてない。
つらい。つらいなー……。
一緒にちょっとずつトレーニングしてきた自分の体に、
自分の見通しが甘かったせいで、こんな無理をさせてしまっている。
このままだと、どこまでずるずる落ちるか分からないし、もうゆっくりジョギングしちゃおうかな。
2週間後にもまたハーフ走るんだし…。
そんな考えまで頭をよぎりました。
私が今回のレースで一番許せなかったのがここです。
レース中に、楽をすることをちょっとでも考えてしまったこと。
これは後でものすごく反省しました。
ちょっと自分の思う通りにいかなかったからって、まだ走れているし、
体調も悪くないのに、諦めることを考えちゃだめだった。
誰にも頼まれず、自分で選んで自分で勝手に走ってるのに、それを裏切ったらだめだ。
諦めることを許してしまったら、どんなレースでもちょっとしんどかったら
頑張れなくなってしまう自分になるんじゃないか。
(もちろん、体調不良や故障をはっきり自覚している場合は、完全に別です)
「誰にも頼まれず勝手に走ってる」
一番ペースが落ちた16km過ぎで、ふとこのことを思い出した時、
ようやく意識を変えることができました。
そうだ。勝手に走ってるのは、私が走るのが好きだからだ。
皆で参加してる楽しいはずのマラソン大会。
レースじゃなくて、マラソン大会。
もっと楽しめよ!!
いい天気に恵まれて、見慣れた河川敷で、いろんな人が応援してくれて。
みんながんばって走ってる。
楽しいはずじゃないか。
なんでやめちゃおうとか思ってるんだよ、自分。
顔を上げて、無理やり笑ってみるとちょっと楽しくなってきました。
天気がよくて、川面がきらきらしてるなー。
ジョギングだったら、きっとすごく喜んで走ってただろうな。
17km地点かな?
沿道の男性が「女子トップテン!!」と大声で応援してくれました。
うわ、そうなんだ! ちょっとうれしい。
でも、今もう限界だから、この後どんどん抜かれると思うよ!(笑)
うん、突込みが入れられるくらい心が戻ってきた。
スピードは戻ってないけどww
実際、その後、女性2人に抜かれました。
そのうち1人は軽やかに、さらに前方の女性2人もかわしていったが見えたので、
ああ…私も、あんな風に最後ペースアップして走りたかったなぁ…と思いました。
もう1人は残り1km付近で抜かれました。
私を抜いた後、もう100mほど前方の1人を抜こうと、
ゴール前まで必死で追いかけていたのを、後ろからずっと見ていました。
この大会は10位まで入賞できるので、あと1人!、という気持ちだったのでしょう。
私もあんな風に、ゴール直前まで一生懸命誰かを追いかけてみたかったなぁ。
全力で走る女子達の背中が、とても眩しく見えました。
でも、私はただ今元気に失速中!
彼女たちと競り合う力も、資格もなし!
今はこのペースを保つことしかできないんだよー。
できる限りの力を出して足を回してゴールし、いろんな思いが頭の中を錯綜しました。
いやー、終わった終わった。
しんどかったー。
いっぱい反省することあった!
とりあえず、ハーフ舐めんな。自分の力を過信すんな。
まぁでも一応自己ベストなんだけど…?
いやでも、この展開はあかんやろ。
支離滅裂ww
うん。まぁ、いろいろやらかしたよね。
帰ってゆっくり考えよう。
グロスで1:37:28
ネットで1:37:20
の結果でした。
ゴール後、ボランティアの学生さんが靴のチップをはずしてくれます。
ねじりっこを無駄にぐるぐる巻きにしてたので、はずしにくそう……ごめんね!
ゴールから30mくらい前方のテントで、すぐに完走証を発行してもらい(やっぱり12位…w)、
スポーツドリンクをもらって、河川敷から堤防を越えた広場へ移動します。
広場の奥の体育館で荷物を受け取り、
女性は広場を抜けて一般道を50mほど歩いた先の建物が更衣室になっています。
男性は屋外のテント(晴れていたので、屋外で着替えている男性多数…)。
雨の日は男性は大変かなと思います。
女性用更衣室は、土足禁止で、暖房も入っていて快適でした。
着替え後、無料配布の豚汁目当てに広場に戻ると、ちょうど表彰式が終わるところでした。
あ、会社のガチランナー君が表彰されてる!!
ガチランナー2名で、最後表彰台争いのデッドヒートを繰り広げたそうです。
(入賞は10位までですが、3位までは檀上でタカラジェンヌ(!)に表彰してもらえます)
タカラジェンヌと握手、いいなぁぁ~。
そうこうしているうちに、会社の人達も続々とゴールし、無事集合できました。
初ハーフ完走や、自己ベストを更新する人続出で、いい大会になったみたいです。
ちなみに、ついて行こうとしてちぎられた隣のチームリーダーは、その後失速することなく、
1時間34分台でゴール。……詐欺だ。最初からわかってたらついて行かなかったのにww
とかなんとか、いろいろ話をしながら、駅前でランチを食べて帰りました。
最後、反省文を書いて終わります。
反省だけならサルでもできる!最近の子は知らんだろうな。

11~15kmのラップ 4:34 → 4:41→ 4:42 → 4:41 → 4:44
16~21kmのラップ 4:47 → 4:42→ 4:44 → 4:43 → 4:45 → 4:46 → 0:56 (0.2km, 4:34/km)
ふふ…。見事な失速っぷりですこと。
全くもって、ハーフマラソンのペースじゃないな…。
なにが「4:35/kmをこえないように巡航する。
最低でも4:40/km以内でラップをそろえるようにがんばる。」だよ……。
全然できてないよ…。
ピッチもストライドも落ちている。でもどうすれば戻るのか分からない。
ほぼフルマラソンのレースペースなのに、フォームも崩れている。
胸の前で腕を振って、腕の力を全然使えてない昔のフォームに戻ってる。
あぁ……無理をして失速するってこういうことなんだ、と思いました。
フルマラソンの訓練をしていたらハーフで失速しない、なんて都市伝説だった。
ハーフだろうがなんだろうが、無謀なペースで突っ込んだら失速するんだ。
呼吸が苦しいし、脚も重い。適切な形で走れてない。
つらい。つらいなー……。
一緒にちょっとずつトレーニングしてきた自分の体に、
自分の見通しが甘かったせいで、こんな無理をさせてしまっている。
このままだと、どこまでずるずる落ちるか分からないし、もうゆっくりジョギングしちゃおうかな。
2週間後にもまたハーフ走るんだし…。
そんな考えまで頭をよぎりました。
私が今回のレースで一番許せなかったのがここです。
レース中に、楽をすることをちょっとでも考えてしまったこと。
これは後でものすごく反省しました。
ちょっと自分の思う通りにいかなかったからって、まだ走れているし、
体調も悪くないのに、諦めることを考えちゃだめだった。
誰にも頼まれず、自分で選んで自分で勝手に走ってるのに、それを裏切ったらだめだ。
諦めることを許してしまったら、どんなレースでもちょっとしんどかったら
頑張れなくなってしまう自分になるんじゃないか。
(もちろん、体調不良や故障をはっきり自覚している場合は、完全に別です)
「誰にも頼まれず勝手に走ってる」
一番ペースが落ちた16km過ぎで、ふとこのことを思い出した時、
ようやく意識を変えることができました。
そうだ。勝手に走ってるのは、私が走るのが好きだからだ。
皆で参加してる楽しいはずのマラソン大会。
レースじゃなくて、マラソン大会。
もっと楽しめよ!!
いい天気に恵まれて、見慣れた河川敷で、いろんな人が応援してくれて。
みんながんばって走ってる。
楽しいはずじゃないか。
なんでやめちゃおうとか思ってるんだよ、自分。
顔を上げて、無理やり笑ってみるとちょっと楽しくなってきました。
天気がよくて、川面がきらきらしてるなー。
ジョギングだったら、きっとすごく喜んで走ってただろうな。
17km地点かな?
沿道の男性が「女子トップテン!!」と大声で応援してくれました。
うわ、そうなんだ! ちょっとうれしい。
でも、今もう限界だから、この後どんどん抜かれると思うよ!(笑)
うん、突込みが入れられるくらい心が戻ってきた。
スピードは戻ってないけどww
実際、その後、女性2人に抜かれました。
そのうち1人は軽やかに、さらに前方の女性2人もかわしていったが見えたので、
ああ…私も、あんな風に最後ペースアップして走りたかったなぁ…と思いました。
もう1人は残り1km付近で抜かれました。
私を抜いた後、もう100mほど前方の1人を抜こうと、
ゴール前まで必死で追いかけていたのを、後ろからずっと見ていました。
この大会は10位まで入賞できるので、あと1人!、という気持ちだったのでしょう。
私もあんな風に、ゴール直前まで一生懸命誰かを追いかけてみたかったなぁ。
全力で走る女子達の背中が、とても眩しく見えました。
でも、私はただ今元気に失速中!
彼女たちと競り合う力も、資格もなし!
今はこのペースを保つことしかできないんだよー。
できる限りの力を出して足を回してゴールし、いろんな思いが頭の中を錯綜しました。
いやー、終わった終わった。
しんどかったー。
いっぱい反省することあった!
とりあえず、ハーフ舐めんな。自分の力を過信すんな。
まぁでも一応自己ベストなんだけど…?
いやでも、この展開はあかんやろ。
支離滅裂ww
うん。まぁ、いろいろやらかしたよね。
帰ってゆっくり考えよう。
グロスで1:37:28
ネットで1:37:20
の結果でした。
ゴール後、ボランティアの学生さんが靴のチップをはずしてくれます。
ねじりっこを無駄にぐるぐる巻きにしてたので、はずしにくそう……ごめんね!
ゴールから30mくらい前方のテントで、すぐに完走証を発行してもらい(やっぱり12位…w)、
スポーツドリンクをもらって、河川敷から堤防を越えた広場へ移動します。
広場の奥の体育館で荷物を受け取り、
女性は広場を抜けて一般道を50mほど歩いた先の建物が更衣室になっています。
男性は屋外のテント(晴れていたので、屋外で着替えている男性多数…)。
雨の日は男性は大変かなと思います。
女性用更衣室は、土足禁止で、暖房も入っていて快適でした。
着替え後、無料配布の豚汁目当てに広場に戻ると、ちょうど表彰式が終わるところでした。
あ、会社のガチランナー君が表彰されてる!!
ガチランナー2名で、最後表彰台争いのデッドヒートを繰り広げたそうです。
(入賞は10位までですが、3位までは檀上でタカラジェンヌ(!)に表彰してもらえます)
タカラジェンヌと握手、いいなぁぁ~。
そうこうしているうちに、会社の人達も続々とゴールし、無事集合できました。
初ハーフ完走や、自己ベストを更新する人続出で、いい大会になったみたいです。
ちなみに、ついて行こうとしてちぎられた隣のチームリーダーは、その後失速することなく、
1時間34分台でゴール。……詐欺だ。最初からわかってたらついて行かなかったのにww
とかなんとか、いろいろ話をしながら、駅前でランチを食べて帰りました。
最後、反省文を書いて終わります。
反省だけならサルでもできる!最近の子は知らんだろうな。

