ラスト聖地巡礼・GO TO 神護寺(高雄山寺)
たまにやさぐれたりもしながら
しぶとく走っておりますですよ。
というわけで、聖地巡礼として
マイ・やりたいことリストにも挙げていた
最後のスポットまで行ってきました。
京都は高雄にある神護寺(高雄山寺)。
最澄&空海が、平安京でなんやかんやしている時に
乙訓寺と並んで舞台となっていた場所なのです。
自宅からだと、まず嵐山まで平坦ロードを
ぽくぽく走って、そこから東海自然歩道に入れば
30km圏内。
ちなみに、公共交通機関で行こうとすると、
京都駅から小一時間バスに乗ることになり
そこそこアクセスの悪い立地です。
だがしかし、比叡山、高野山、乙訓寺と並びたつ、
私の中でのホットスポットなので、
どうしても訪れてこのシーンとかやりたい。

(逃げ出した泰範をしつこく探す最澄様が印象的なワンシーンでございます。そこそこのシリアス展開なのに突然の宇宙人……)
嵐山までは何度も行ったことがあるからいいとして、
東海自然歩道のトレイルの具合だな……。
あと私の体力と。
(注:スピードが出せないのは仕方ないとして、キロ7でもそこそこの距離を走ると、心拍が上がり切って続行不能に陥ることがあるので警戒しております。なんとなくここ最近の実績だと、25km以降急激にだめになるんですよね……よわよわー)
とりあえず嵐山に着いたら進むか(電車で)戻るか最終判断して、
見知らぬトレイルは歩けばいいか!
そしたら最低でも20kmは走れるし!
ということで、時間に余裕のある休日を狙ってGO。
紅葉にはさすがに少し遅かったけれど、
まだ秋の気配が残るぽかぽか天気の日で
のんびり走るのはとても楽しかったです。
まあ、案の定、嵐山についた頃には
既に息がだいぶ上がり気味でしたが
歩きに切り替えれば、まだ全然動けるんだからねー。
こちらのブログを参考に、嵐山から
東海自然歩道に入ろうとしたのですが、
案内表示がわからずさまよい歩く……。
結局、竹林や落柿舎といった見どころはあきらめ、
地図を見ながら愛宕神社までさくっと走って、
鳥居の横からトレイルに入ることにしました。
(ここはトレイルの入り口がすごくわかりやすかったし、ここに来るまでの嵯峨野の町並みが、静かで落ち着いていてすごく雰囲気がよかったので、来年は嵐山じゃなくて早朝の嵯峨野の紅葉を楽しみたいものですな)
トレイルは、今回の私はほぼ歩き倒しましたが、
全長5kmのうち、8割がた走れそうな比較的平坦な林道だったので、
トレイル初心者には非常に優しい仕様です。
そのわりに、川があったり集落があったり
杉の林があったりと風景が刻々と変わるので、
全然飽きない。


あと、絶対迷わない程度に
案内標識が出ているので安心安全。
なんだかんだで、山道をてくてく歩いて
高雄にとうちゃく~~~!

ただし、入口の案内表示から境内まで、
めっちゃ階段を上ります。
(原作にもがっつり描写があったのに、トレイルの楽しさでうっかり忘れてたよ……)
この日はJTBのツアーが何本か組まれていたようで、
山門や境内のあちこちに旅行会社の人が待ち構えていたのですが、
バスは下界の駐車場までしか入れないので、
ツアーの方々は自力で山門までのぼってくることになり、
なかなかハードモードな行程だな、と思いました。
……私?
どう見ても走る気満々な装束のやつが、
ぜぇはぁしながら同じテンポで登るわけにはいくまい!!
となけなしのHPを振り絞って、
軽やかなステップで階段をのぼりましたとも。
マスクの中の鼻息すんごいけど。


山門は残念ながら工事中。


でも、本堂の薬師如来像(国宝!)は、
国宝と思えぬほど間近で拝仏できるのでおすすめです。

薬師如来というと繊細でたおやかな雰囲気なものも多いのですが、
こちらは眼光鋭くどっしりと重厚感のある仏様でした。
つよい。
かわらなげ発祥の地となった高台は、絶景。

あ、あと、
「我々は頼朝とインプットされてるけど、今は教科書からはリストラされてしまった残念な肖像画」
もあります。
いつの間に消えていたんだ……知らんかったよ……。
てか我々の世代の頼朝は、絶対的にこいつだよ……。
帰りはバスの時間(1時間に1本)がちょうどよかったので、
京都市街までゆられて帰宅。
大満足して余韻にひたりながら後で気づいたのですが、
ちょっと足をのばせば、鳥獣戯画で有名な高山寺も
徒歩圏内だったんですね。
しまったー……こっちも行っとけばよかったー……。
鳥獣戯画見たかった……orz(通常あるのはレプリカですが)
ちょっと下調べ不足による後悔も残しながら、
東海自然歩道が楽しかったし、
嵐山まではちょくちょく行くからお手軽だし、
5月の灌頂暦名(空海直筆メモ!!!)の公開時には
また絶対行きたいので、
その折には高山寺もぜひ立ち寄ろうと思います。
再訪する口実が増えたと思えばいいや。
とりあえず、当初の予定はコンプリート。満足。
いつも応援いただきありがとうございます。
しぶとく走っておりますですよ。
というわけで、聖地巡礼として
マイ・やりたいことリストにも挙げていた
最後のスポットまで行ってきました。
京都は高雄にある神護寺(高雄山寺)。
最澄&空海が、平安京でなんやかんやしている時に
乙訓寺と並んで舞台となっていた場所なのです。
自宅からだと、まず嵐山まで平坦ロードを
ぽくぽく走って、そこから東海自然歩道に入れば
30km圏内。
ちなみに、公共交通機関で行こうとすると、
京都駅から小一時間バスに乗ることになり
そこそこアクセスの悪い立地です。
だがしかし、比叡山、高野山、乙訓寺と並びたつ、
私の中でのホットスポットなので、
どうしても訪れてこのシーンとかやりたい。

(逃げ出した泰範をしつこく探す最澄様が印象的なワンシーンでございます。そこそこのシリアス展開なのに突然の宇宙人……)
嵐山までは何度も行ったことがあるからいいとして、
東海自然歩道のトレイルの具合だな……。
あと私の体力と。
(注:スピードが出せないのは仕方ないとして、キロ7でもそこそこの距離を走ると、心拍が上がり切って続行不能に陥ることがあるので警戒しております。なんとなくここ最近の実績だと、25km以降急激にだめになるんですよね……よわよわー)
とりあえず嵐山に着いたら進むか(電車で)戻るか最終判断して、
見知らぬトレイルは歩けばいいか!
そしたら最低でも20kmは走れるし!
ということで、時間に余裕のある休日を狙ってGO。
紅葉にはさすがに少し遅かったけれど、
まだ秋の気配が残るぽかぽか天気の日で
のんびり走るのはとても楽しかったです。
まあ、案の定、嵐山についた頃には
既に息がだいぶ上がり気味でしたが
歩きに切り替えれば、まだ全然動けるんだからねー。
こちらのブログを参考に、嵐山から
東海自然歩道に入ろうとしたのですが、
案内表示がわからずさまよい歩く……。
結局、竹林や落柿舎といった見どころはあきらめ、
地図を見ながら愛宕神社までさくっと走って、
鳥居の横からトレイルに入ることにしました。
(ここはトレイルの入り口がすごくわかりやすかったし、ここに来るまでの嵯峨野の町並みが、静かで落ち着いていてすごく雰囲気がよかったので、来年は嵐山じゃなくて早朝の嵯峨野の紅葉を楽しみたいものですな)
トレイルは、今回の私はほぼ歩き倒しましたが、
全長5kmのうち、8割がた走れそうな比較的平坦な林道だったので、
トレイル初心者には非常に優しい仕様です。
そのわりに、川があったり集落があったり
杉の林があったりと風景が刻々と変わるので、
全然飽きない。


あと、絶対迷わない程度に
案内標識が出ているので安心安全。
なんだかんだで、山道をてくてく歩いて
高雄にとうちゃく~~~!

ただし、入口の案内表示から境内まで、
めっちゃ階段を上ります。
(原作にもがっつり描写があったのに、トレイルの楽しさでうっかり忘れてたよ……)
この日はJTBのツアーが何本か組まれていたようで、
山門や境内のあちこちに旅行会社の人が待ち構えていたのですが、
バスは下界の駐車場までしか入れないので、
ツアーの方々は自力で山門までのぼってくることになり、
なかなかハードモードな行程だな、と思いました。
……私?
どう見ても走る気満々な装束のやつが、
ぜぇはぁしながら同じテンポで登るわけにはいくまい!!
となけなしのHPを振り絞って、
軽やかなステップで階段をのぼりましたとも。
マスクの中の鼻息すんごいけど。


山門は残念ながら工事中。


でも、本堂の薬師如来像(国宝!)は、
国宝と思えぬほど間近で拝仏できるのでおすすめです。

薬師如来というと繊細でたおやかな雰囲気なものも多いのですが、
こちらは眼光鋭くどっしりと重厚感のある仏様でした。
つよい。
かわらなげ発祥の地となった高台は、絶景。

あ、あと、
「我々は頼朝とインプットされてるけど、今は教科書からはリストラされてしまった残念な肖像画」
もあります。
いつの間に消えていたんだ……知らんかったよ……。
てか我々の世代の頼朝は、絶対的にこいつだよ……。
帰りはバスの時間(1時間に1本)がちょうどよかったので、
京都市街までゆられて帰宅。
大満足して余韻にひたりながら後で気づいたのですが、
ちょっと足をのばせば、鳥獣戯画で有名な高山寺も
徒歩圏内だったんですね。
しまったー……こっちも行っとけばよかったー……。
鳥獣戯画見たかった……orz(通常あるのはレプリカですが)
ちょっと下調べ不足による後悔も残しながら、
東海自然歩道が楽しかったし、
嵐山まではちょくちょく行くからお手軽だし、
5月の灌頂暦名(空海直筆メモ!!!)の公開時には
また絶対行きたいので、
その折には高山寺もぜひ立ち寄ろうと思います。
再訪する口実が増えたと思えばいいや。
とりあえず、当初の予定はコンプリート。満足。
いつも応援いただきありがとうございます。

