文化レベルが問われる菓子

人間には二種類の人間がいる。
カヌレを知っている人間と、
カヌレを知らない人間だ。


(これをお読みの男性陣の半数以上が「カヌレ」をググりたい欲求にかられているかと思いますが、その時点ですでにあなたは「カヌレを知らない人間」に分類されているので、安心して読み進めてください)

(女性は大半「カヌレを知っている人間」だと思うので、主には男性陣がターゲットですね)



いやね。
先日、ふとしたことからカヌレを差し上げた人から、
(カヌレとは言わずに単なるお菓子として渡した)


「カヌレおいしかったです!」


とお礼の言葉がやってきたので、


(いや……なんとなく、なんとなく決めつけて申し訳ないが、あなたの人生経験においてこれまで「カヌレ」という存在には触れる機会がなかったように思う……)


という強烈な違和感を感じた次第です。


おまえは、カヌレを知らないはずだ(断定)。

私の中では、あれは何か得体のしれない洋菓子、
として消費されたはずなんだ。

なのに、なぜ、カヌレ……。



「よくカヌレ知ってましたね」


と(まぁまぁ失礼なコメントを)返したところ、


「箱のふにゃふにゃした文字を解読したので!」


という純粋無垢な回答が返ってきたので、


(やっぱり知らなかったか……!w)

(自分が食べているものが何なのか気になって、ふにゃふにゃした文字の解読に挑んだんだな……)


と、己の自分の人を見る目に大いに自信をもった。

やはり違和感は重要だ。違和感は。



このカヌレ知ってる知らない判別能力を
他の人でも試してみたいなー、
と周囲を見回してみたところ、
ちょうど無駄話をしていた
後輩君とクワガタマニア氏が目に入ったので、


(これらもカヌレを知らない種類の人間に違いない……(確信))


とドキドキしながら問うてみると、
案の定、2人とも知らない。

(知ったかぶりたいお年頃の後輩君が、「哲学者でしたっけ!?」と口走っていたのがハイライトです)

(まあ、いそうな名前ではある)



その直後、うちの職場の文化レベルの向上を
一手に担っているバイオリニスト君がやってきたので、

(これは……確実に知っている人間……!!(確信))

ととっつかまえてみると、
なんの躊躇いもなく、さらりと


「フランスの焼き菓子ですね」


との満額回答。

さすがである。



それを見て、全力でうらやましがる後輩君。

「僕も!それが言いたいです!!!」と騒ぐ)

(知らんがなw)

(「どうしてもリベンジしたい!」とうるさかったので、「では、ビューラーを知っているか?」と問うてみたところ、満面の笑顔で「ふらんすのやきがし……」と言いはじめたので、以後全スルーすることにしました)

(100%それ言いたいだけやんけ)



というわけで、
カヌレでひとしきり騒いでいたわけですが、
日本国内ではメジャーではないし、
みんなが好んで食べるわけでもない
洋菓子の中でも特殊な位置づけのカヌレを
知っている男性、というのは、
やはりかなり博識 or 文化レベルが高めな
気がするんですよね。

少なくとも、私の身の回りにはあまり存在しない。

なんか女性に人気のお菓子や小物など、
さらりと気の利いたものをプレゼントしてくれそうな印象だし、
適度におしゃれなお店とか知ってそうで、あこがれる。

(実際、バイオリニスト君は控えめだけどキラリと光るおしゃれ男子です)

(カヌレを知らないは知らないで、余計なものに惑わされずにとりあえず元気よく育ってそうで、それはそれで好感が持てる(フォロー))



そういや、今思い出したんですが、
あの日、ふとしたことから、その場にいたもう1人にも
同じカヌレを押し付けたのですが、
十中八九、
得体のしれない茶色い菓子として消費されただろうな……。


いつも応援いただきありがとうございます。
  

虹に向かって走る

……文字通り。

すごい。青春してた。

四十路だけどな。



4連休は、コロナ罹患者が再燃していることもあり、
予定していた近場への旅行はとりやめ、
他に予定を入れることもできたのだけれど、
あまりそういう気にもなれず、
ひたすら無味乾燥な文章作成に勤しんでおりました。

(おかげで、予定以上に形になったえらい私)


で、そんなことばっかりしていると、
あまりにも自分の存在が世間的に無だし、
なんとなく体ももやもやするので、
夕方頃によっしゃ走りに出るか、
と思ったのだけれど、あいにくの雨模様。

(てか、4連休なのに連日の雨でしたね……)

ただ、天気予報を見た限りでは、
小一時間ほどで一旦やみそうだったので、
まあええか、走りだしたところ、
ぽくぽく5kmくらい進んだところで、
雨上がりの見事な虹を見ることができたのです。



すごいの。

遮るものがあまりない場所だったので、
見事な半円。

主虹1はくっきりはっきり鮮やかに、
副虹はぼんやりと。

二重に広がる壮大な半円。
すごい。

(スマホを忘れたので写真はない)



うっひゃー、虹だ虹だわーい!!
虹に向かって笑顔で走り続ける私!!
なんかこう、ハウス名作劇場の子供みたいじゃね?

(知らんけど)

(実情は、湿気で蒸されてびちょびちょのTシャツをきたノーメイクの初老女性だけども)

(すかさず、BGMをジブリ名曲アレンジ(テクノ風味)にして妄想をブースト)


とにまにましながら走っていると、
向かいからやってきたランナーは、
虹を背後にしているので、気づいていない模様。


すれ違いざまに指さして、


「虹!!!」


(「お……?おお!虹!!」つってたよ。よっしゃ私は本日1つ徳を積んだww)

(こんだけくっきりはっきりしてたら、がんばれば7色以上にも見えそうだけどな。特に紫あたり)



で、ちょうどその足元まで行きたかったので、

おおこれはすごいぞ、もしかして、
このままずーっと虹に向かって走っていけば、
虹の足元がどうなってるかわかるんだ!今日!
どしゃぶりなの!?(明らかに晴れてるけどw)

と、あほのよーに上向いて口をあけたまま、
てくてくとひたすら虹に向かって走っていたわけですが、
残念ながら、「虹の足元」に到達する前に、
くっきりはっきりした虹はどんどん輪郭を失って
はかなく消えていってしまいましたね……。

ってか、虹の原理を考えたら当たり前じゃね?


虹に夢中になっていたから気づかなかったけど、
虹が消えて5分くらい走っていると、
左後方から妙な圧を感じて、
振り返ったら、
ものすごい夕焼けが広がっていた。

うわっ、と思うくらいの。

赤とピンクに彩られた燃えるような。



どれもこれも原理を考えたら当たり前だけど、
実際に目にしたものは、
想像を軽くこえてくなー。


(それを自分の足で見られたので満足)

(すっかり満足してお風呂入ってちょろっと飲んで寝たから、結局、その日の私は世間的には「無」のままだったが)


いつも応援いただきありがとうございます。
  

Survive

何度か書きかけてはみたものの、
やっぱり全部お蔵入りにすることにしました。

先日、思わせぶりな吐き出しを人目にさらした上、
回収もしないのは大変よろしくないことだとは思うけれど、
それを共有できるような形ではどうにも書けなかったのです。
(もちろん、プライバシーの問題もある)



彼女の運命を尊重する。

その上で、記憶し続けるし思い出し続ける。

ずーっとだ。

いなくならせはしない。



直接的に間接的に
いろいろな形で気遣っていただき
ありがとうございました。
いたって元気に過ごしております。




さて。

そんなこんなで、
自分の感情を人に説明したり、
感情をあらわに出したりすることが基本的に苦手で、
どんなに言葉を尽くしても
正しく伝わらないのではないかという
恐れや疑いがどこかにあって、
何かを伝えようとすること自体を
放棄してしまうことがよくあるのです。

(正しく伝わらせたい、と思うこと自体が傲慢と頭では理解しているのですが)


言葉が足りない、
と言われたこともある。

その通りだ。
言葉を尽くして、他者と折衝するよりも
その方が楽だから、諦めている。

自分の浅はかでぺらぺらな内面が
周囲にばれるのを恐れているのかもしれない。


こうやって、推敲して書く方が全然気が楽だ。
気が済むまでやり直せるし、
なかったことにもできる。

発してしまった言葉は、
取り返しがつかないし、
それがどう受け止められたかを察する力も
私にはきっとなくて恐ろしい。



そして、そういうのは、
周囲からすれば
なかなか人でなしに見えるだろうなぁ、
と、長年コンプレックスに思っているのです。


泣くべき時に泣けて、
拙くとも正直な言葉で表現できて、
たとえ人とぶつかったとしても
分かり合うための試行錯誤を続けられる人が
とてもうらやましい。

ないものねだりなのは承知しているけれど、


とはいえこの年になって
自分の性分を根元から
変えられるとも思っていない。

人でなしとして生きていく。
開き直りだ。(おい)



連休中に、ふとそういうのに近いことが
描かれていた気がして、
ヤマシタトモコの違国日記を読み返していました。

人と共に生きることがとても苦手で、
だからこそ、他者に敬意を払い、
慎重に丁寧に言葉を紡ぐ人の物語です。



とても悲しいことはあった
けどそれを
誰かと共有するつもりはない


(は?なんで?さみしいじゃん)


さみしくない
……わたしはね

わたしにとって自分の感情はとても大事なもので
それ踏み荒らす権利は誰にもない

それに 誰も 絶対に
わたしと同じようには
悲しくないのだから

誰にも
分かち合わない



あなたの感じ方はあなただけのもので

誰にも責める権利はない





……そう言い切れるほど、達観できてはいないな。



いつも応援いただきありがとうございます。
  

NO TITLE

とても悲しいことがあった。


悲しいことがあった時には、
それから目を背けない方がいい。
我慢せずに、自認してちゃんと悲しむ方がいい。
という文言を見たので、ちゃんと悲しむ。



とある俳優の訃報を聞いたその日、
本当に突然に、
彼女もいなくなってしまった。
(ことを、後で知った)


私なんかよりももっとずっとよほど
引き留めるものが周りにあったはずなのに。
必要としている人がいたはずなのに。


でも、理由なんてどうでもよくて、
彼女がもういないことがただただ悲しい。
さびしい。

みんなみんなそう思っている。


どうしよう。
悲しい。





ざつな生活様式リターンズ

久方ぶりに、パンツの話をします。


先日、更衣室で隣り合って着替えていた
妊娠中の女性が、


「(だんだんお腹が大きくなってきて)脱いだ服をかがんで拾うのがしんどくなってきたw」


という話をしていたのですが、


(いや……わたし、たぶん、人生において、「脱いだ服をかがんでひろったこと」ないぞ……)


という疑惑がじわじわと広がってまいりまして。



もちろん、私とてそれなりにまともな
社会生活を送っている(つもりな)ので、
その場は


「ですよね~~。だんだん大変になりますよね~(><)」


と、さも我が意を得たり、
という風ににこやかに頷いていたわけですが、
実際問題、パンツ(もスカートもズボンも)
かがんでひろったこと、ない。


じゃあどうしてんだっつー話なんですが、


(パンツなりスカートなりズボンなりを)脱ぐ → 足首あたりにブツが落ちる → ブツを足でぽーんと蹴り上げてキャッチする → 洗濯機へ


という流れで回収作業を行います。


周囲に誰もおらず、興が乗った際には、
なかなかの高度まで
脱いだブツを華麗に蹴り上げ、
見事にキャッチしては悦に入っております。

(軽くて小さいもの(わかるだろ?)がやりやすいです)

(キャッチし損ねた場合は、自業自得なくせに、ちょっとむかっとしてやさぐれます)

(あ、ボリューミィなフレアスカートなどは、バッサーとなって大変なことになるので、過度にアクロバティックな行為は避けた方が無難です)


なお、周囲に人がいる場合は、
片足をぴょこっと折り曲げる程度で
体にそわせながら、楚々とブツを回収します。

(ばれてなーいww)



てか、みんなこうやって
脱いだものを回収してるわけではないの???


少なくとも、件の妊婦さんは、


ズボンを脱ぐ → 足元にたまる → 足を抜いて横によける → かがんで拾う → ロッカーへ


という手順で脱いでいらっしゃったので、
大変なんだったら、
私の手法を教えてあげれば
親切だったのではないだろうか。

たぶん、誰から教えられたわけでもないと思うのだけれど、
少なくとも数十人と共同生活していた時も、
家族と暮らしていた時も、
私はかわらずこの回収方法をやっていたわけで、
今まで40年間誰からも指摘はされなかったけど、
いったいどの程度一般的な行動なのかが気になって、


「パンツ 蹴り上げる」


「パンツ 足で回収」



と、グーグルさんに問い合わせるなどしてみましたが、
捗々しい(難しい漢字!)回答は得られなかったので、
もし私と同様、足で回収してる人がいたら
ぜひ表明していただきたく。


……なあ、足で回収、するだろ?


いつも応援いただきありがとうございます。
  

みんながんばれ

昨日、職場で、

オンライン研修を集まってやっている集団

を見かけたので大いにビビる。

(コロナのため講師は来られないが、受講者の集中力を高めるため部屋を確保した、そうです)

(なにがなんだかわからないよパトラッシュ……)




さて。

「日々走っています」とか
「マラソン走ります」っていうと
多分に社交辞令を含めて
「すごいですねー」
って言ってもらえることが多いから
うっかり錯覚しがちなんだけれども、
走る話を走らない(興味ない)人にするときは、
一呼吸おいて「パチンコ」に置き換えてみると
けっこう我に返ることがあって、
個人的に愛用しております。

(ま、たまにアルコールが入ったりして気分よくなってると、ついつい忘れがちでドヤ顔で喋りがちなんだけども!!)

(自戒自戒自戒)



ランナーのみなさまにおかれましては、
日々ストイックに己を律して
限界に挑み続けることのどこが
娯楽遊興(パチンコ)と同じか、と思われる方も
稀にいらっしゃるかもしれませんが、
本人の心意気とはまた別に、
社会一般における存在意義としては、
五十歩百歩だと思う。

(あ、本日の文章はすべて「私は」が頭につき、「~~思う」で締められています。いや、いつもそうなんだけども)



それを生業としている一部のプロをのぞき、
趣味でやっている一般人は
それでお金を得ているわけでもないし、
己の資質がアップデートされているわけでもないし、
ましてや、周囲の人に何かを還元しているわけでもない。

むしろ、節度を保ってやっている範囲においては、
利益に転ずることもあるパチンコの方が
収支面においては、趣味マラソンより優れているかもしれん。

(悲しいことに、我々ランナーの収支面はどこまでいってもマイナスぴえん)

(健康面においても……実のところ、あやしいしな……orz)



今月は60時間パチンコしました!
トータル収支は残念ながらマイナス。
来月はプラマイゼロ目指してがんばります。
(以下、台選びの考察や反省などが続く)

って知らん人から言われたら


へー……この人、毎日2時間パチンコしてるのか~。暇じゃね?

って一瞬思わん?

(言うか言わないかは別として)

(というか、冷静に考えれば、暇な時間がたくさんある人は、社会人として完全なる勝ち組なので、うらやましいこと山のごとし)

(やることやって暇で自分の好きなことも長時間できる生活なんて、すごいドヤ顔していい案件じゃないか)



でも、一瞬暇じゃね?とは思うけど、もちろん、

「へーすごいですねー!毎回記録もつけてて研究熱心ですねー」

って言うよ。大人だから。


お小遣いの範囲内かつ
自由時間の範囲内でやってて、
他人になんの迷惑もかけてないんだから、
お説教される筋合いは全くないんだけど、
たとえそれが効率的に時間をやりくりして、
寝る間を削ってやってようが

「暇じゃね?ちゃんと寝れば?」

と思う人は一定数いると思う。

(言うか言わないかは別として)

(てか、「寝る間も惜しんで」とか言われた方が逆に心配になるな……「暇だから(パチンコしてる)」って言われた方よっぽど安心するわ……)



だから、月何百キロと走るランナーを見て

「暇じゃね?」

って言う人がいても全く不思議ではない。


その時間があるなら、
家事をするなり、
人生に役立つ本を読むなり、
もうちょっと生産的なことすれば?
って言われたら、

そりゃーもっともだ!!!

って私もぶんぶん頷く。


でも同時に、
自分が生きていく上で
最低限の責務を果たしてるとしたら
残り時間はそりゃ暇な時間であって
好きに使わせておくれ、とも思う。

(私は、走りに行く時間があるなら、毎日自炊して掃除もしろよ週末まとめてやるんじゃなくさぁ……と冷蔵庫と掃除機にヒソヒソされている気がしながら、1時間走りに行きます)

(あ、うちの冷蔵庫と掃除機は今のところ沈黙をつらぬいております。しゃべる家電じゃなくてよかった!)


とはいえ、なんで走ってるかっつうと
まぁ、役には立たないなりに、
私の機嫌、ひいては日々のQOLが
ちょっとよくなるからでしょう。

……パチンコと一緒だ。
いや、やったことないけど。



裸の王様が歩いている場所で
わざわざ裸だと声高に叫ぶ必要もないけれど、
裸で歩くからには、
あいつ裸だな、って思われてることを自覚して、
ひとり機嫌よく全裸で歩いていきたい。

寒さに耐えてがんばって裸でいるんだ!って言い始めると、ちょっと問題がややこしくなってくるし、いや、うちは日本海側なんでもっと寒いんで!って言い始めると、さらに話がこんがらがる。


いつも応援いただきありがとうございます。
  


未知との遭遇リターンズ

その日 人類は思い出した。
スクールカーストという恐怖を。
校舎の中に囚われていた屈辱を―――。




その日、私の対面に座って焼肉を捕食していた
元ラクロス部キャプテンは断定しました。


「お前は宿題要員やな」


(注:ラクロス部は一応フェイクのつもりなんですが、まぁ、学校の中で超イケてる花形スポーツだと思ってくだせぇ)

(……間違っても陸上部ではないといっても過言ではない)



なんの話でそんなセリフにいたったのかは
さっっっぱり覚えていないのですが、
自信満々に放たれたそのセリフに、
静かに衝撃を受ける約2名。
(言われた張本人である私と、なぜかその傍観者)


いやまぁ、確かに、
私はこれまでの人生で学業において
さほど困ったことはないし、
(体育はめちゃめちゃ困っていたが)
理数系の科目なら宿題の出来栄えも
それなりにハイクオリティであったであろう。

(あ、本日はテーマを鑑みて、己の好感度は泣く泣く無視してすすめます)

(ワタシハ、オ勉強ガ、ワリトデキル)


ってな感じの自信のある商品であるからして、
仲のいいお友達や、
性格のよさげなかわいい女子に見せるのには
はいよろこんでー!であるが、
なんで普段接点もないであろう
ラクロス部キャプテン(異種族)に
それを献上しなきゃいけないんだ?

自信満々に宿題要員認定してくれてはいるが、
それで得られる私のメリットはなんやねん??


ただ、思い返すと過去にも仲良いわけでもないのに
いきなり利益供与を要求してくる奴はいて、
割とそのへんがふわっと疑問だったので、
素直に問いかけてみたところ、
ラクロス部キャプテンは言い放ちました。


「え?オレと公園で1時間喋れるんやで!?」




…………はい????


(メダパニかけられて混乱する約2名)





なんだこいつ、ナチュラルに


「公道でオレとしゃべれる権利」


がご褒美だと思ってやがるのか?


(……思ってやがるのです)

(そんだけ自信満々に言うからには、よっぽどおもろい話せんかったらしばくぞ)

(あ、私はおとなしい秀才タイプではなく、高偏差値をふりまわせばある程度言いたい放題言っても許されると思っていたクソなタイプだったので、言いたいことを言います)





……さらに話は続く。


「けど、おまえは喫茶店要員にはなられへんからな」



喫茶店要員=暇な時間に喫茶店でオレと喋る要員。
(まんまやんけw)

補足すると、喫茶店要員は、
クラスの中の情報収集に長けていて、
複雑な人間関係や有益情報を
適切かつ迅速に(かつおもしろおかしく)提供する必要があり、
その上で、絶対的に口は堅くなければならない、
という高度な技術が要求されるようです。


(うんまぁ、確かに私はそういう情報に疎いので、その役割は担えないな……)

と、内心謙虚に納得していたところ、
容赦なく追い打ちをかける
元ラクロス部キャプテン(捕食者)。


「おまえ連れてったら、喫茶店のマスターに『なんやあれ?』って言われるからなww」




顔面偏差値のハナシかよ!!!((((;゚Д゚))))



な、なるほど……。

私ごときは、公園で一時間喋る
(ただし宿題と引き換えに)くらいなら
他者に見られてもなんとか申し開きができるが
己のテリトリーに引き入れるには
(レベルが低すぎて)大変に恥ずかしい存在である、と。

おまえ何様やねんマジでしばくぞ。


ひっでええ!!wwと思いはしたのですが、
その圧倒的な選別者側=強者の理屈の破壊力はすさまじく、
そこまで言い切れるヒエラルキー上位者には
なかなかこの先お目にかかれんな、
と思い直し、珍獣高貴な生き物を賞賛する
眼差しで見つめることにした次第です。

私ごときとお肉を食べてくれてありがとうありがとう。
おもろい話せんかったらしばくぞとか言うたけどおもしろかった。



何回かここでも書いてるように、
私はわりとのほほんとした
中高一貫女子校出身で、
なんというか、男女共学校における
スクールカーストには触れたことがなく、
確かに女子間でもそれなりに強弱はあるけれど、
そこに「異性からの評価」が占める割合が少ない、
というのが特徴的だったと思うのです。

だから、私のように
異性に全くもてないタイプであっても、
でかい顔して本来の資質以上の
自己肯定感をもって生きてこられたのだと思う。

(んで、たまに、上記のような客観的な意見ではっと我に返るw)

(「選ぶ立場」の男性からは、おまえは決して選ばれないんだぞ、と)

(うん、わりと身に染みてるわぁ……しばらく忘れてたけど)

(そもそも、「話おもんなかったらしばく」とか言い出す奴のところには、彼らははじめから宿題を求めにこないし、そういう意味では、現実的には宿題要員にすらなれないであろう)



……問答無用で私を女子校に、
そして弟を男子校にぶちこんだ
うちの両親は、
先見の明があったように思う。


ということで、今後も、
いとしさとせつなさとふてぶてしさと、
たまに思い知らされる謙虚さ
(それは謙虚とは言わねぇw)
の狭間でふらふらと生きていこうと思います。


(帰りの電車で、元一般生徒同士の懸命な答え合わせがしばし繰り広げられていたことを、謹んでお伝えしておきます(合掌))

(全部まとめて、たのしかった……)

いつも応援いただきありがとうございます。
  


半径5mくらい

最近、ブログさぼりマンだな~~、


とうすうす思っていたところ、
(走行距離だけでも記録しておこうと思った6月まとめもすっとばしちゃったぜい)
折よく「最近ブログ書かないんですか?」
というコメントもいただいたので、
書くことにしましたw

(プレッシャーに感じたとかそういうわけではないので、まったくお気になさらず!!)




いや、別にコロナがどうのこいのとか、
モチベーションがどうのこうのというわけではなく、
単に自分の半径5mくらいの処理で手一杯で、
対外的に何かを書き散らさなくとも
わりかし充足しているだけなのです。


あんまり大っぴらには言わないし
わざわざ言うには気恥ずかしいけれど、
私はわりと自分の仕事が好きでして。

もちろんうまくいかないこともたくさんあるし、
後輩君に心配されるくらい上司には怒られまくってるし、
失敗したりやらかしたりさぼったり
めんどくさいとかしんどいとか会社行きたくないとか
人並み以上にぶーぶー言ったりもするけど、
本質的には、自分が夢に思い描いていた職業につけて、
自分で自分に大きく幻滅しない程度には、
与えられた役割を果たせているような気がしていて、
少なくとも、走ったり殴ったりすることよりは
よっぽど自身の特性を生かせているように思う。
(もちろん純度100%の自己申告にすぎないですが)



そして、今は、幸いなことに、


・自分でずっとやってきたものを形にまとめる作業

・後輩君と一緒に新しいものを立ち上げる作業

・未来の新人君のために素敵な課題を考える作業


という全然違う段階のお仕事が
同時並行で手元にやってきていて、
どれも解決しなきゃいけないことが
ざっと眺めただけでも山盛り目の前に見えていて、
ここ1ヵ月くらい、隙間の時間は
あーでもないこーでもないと
考え続けているような気がする。

(あと、2月くらいから大幅に面倒見る畑が増えたし、4月にはひ~っそり昇進したのでお仕事の質的にも、ここ数ヵ月でだいぶかわってきていて、通常業務もわりとあっぷあっぷしてる部分が多い)

(でもそれもひっくるめて、その状況がいやではない。しんどいしめんどくさいし本音は楽して儲けたいけど、いやではない)



キャパが狭いから、
あれこれ全部たくさんをちゃんとはできなくて、
私の頭は今、
たいしておもしろくないことでいっぱいで、
日々ざわざわ流れていくけど、

ねーねー聞いてや、

って言えるようなしょーもないことが
あんまり見当たらない。


いや、あるんだろうけど、
意識にひっかかってこない。

わざわざ拾い上げない。



……おもしろみのない生活だ。

でも、充足はしている。
(決して「充実」ではないところがミソです)


とはいえ、今さら看板かけ替えて
意識高いブログ書くようなキャラでもないし、
そもそもねちねちやってるだけで、
意識高くやってるわけではないしねぇ……。



でもまぁ、そういうのは、細く長く生きていく中で、
何度か起こりうるちょっとした波みたいなもので、
今はこっちの波に乗っているけれど、
そのうちまた違う波(走ったり殴ったりとか)に戻ったり
全然別の波にのりはじめたりもするだろう。

いくつか違う波を使い分けた方が
たぶんそれなりにゆるゆると安定して
波間に浮かんでいけるようにも思う。



だからまぁ、たぶんそのうちまた、
なんか言いたいことや書きたい
しょーもないことが出てくると思う。

その時にはまた
たまに見てくれたらうれしいなぁ。


ということで、今はちょっと、
半径5mくらいに引きこもっていますが、
私は元気です。

(実は少々やさぐれ気味だったんですが、全世界公開するとなると息をするように見栄を張りだすから、事実を曲げない程度に前向きスパイスを振りかけてるうちに、自分でもそんな気になってきたのでなかなかいい効能があったぞブログ書くのw)


いつも応援いただきありがとうございます。
  



プロフィール

ちまき

Author:ちまき
 
全てネットタイムで記載  
フルPB: 3:23:XX(2018名古屋)
ハーフPB: 1:36:XX(2018枚方)
10kmPB: 44:3X(2018あざいお市)


走ったり殴ったりしています。



 

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