設定と全力の狭間で / 別大46日前

福岡と東京に連続出張していた後輩君がひよこ饅頭をお土産に買ってきてくれました。


………どっちのだよ??(福岡の方だそうです)


福岡と東京で同時多発的にひよこが発生したのか、
はたまたどっちかがどっちかのパクリなのか、
と職場で物議を醸していたので調べてみたところ、
同じ会社が製造している(福岡の会社が東京にも進出した)そうです。

どうりでおんなじ形なわけだ。平和的解決。

安心しておいしくいただいていたら、隣のイケメンがひよこの皮を剥いで、
中身は中身、皮は皮、という斬新な食べ方をしていてびびった。
私は、頭からいく派だ。


この後、頭からいかれたひよこ。
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さて。
先日、同居人(無職サブスリーランナー)とマラソンの話をしていたところ、
全くかみ合わないことが判明いたしまして。


曰く、彼はレースに臨むに当たり「ペース設定」を全くしないそうです。
あまつさえ、練習でも「ペース設定」をしないとのこと。

会話形式にするのが面倒なので、要点を箇条書きにしますね。


・ペース設定なんぞせず、常に己が出せる全力で押していくスタイル。

・練習も常に全力。ペース走だろうが、インターバルだろうが、全力。

・レースの目標は過去の自分のタイムを更新すること。

・レース中は5km毎に一応時計は見るが、足し算がめんどくさいので
 実質的にはハーフのタイムで速いか遅いかを判断している。

・でも常にその時の全力を出すだけなので、ハーフのタイムが速かろうが遅かろうが
 その後のレース展開には何ら関係ない。

・結果的に、ラップは最初から最後までほぼ一定になる。

・ペース設定の「設定」って何を根拠にやってんの?


………全体的に、1ミリもわからん。



私はレースに出る際は、それまでの練習やらハーフや10kmのタイムから、
「実現可能な目標タイム」を設定します。
体調が悪かったり、うまく練習できていない時でも、その時の実力に応じた目標タイムを考えます。

で、本番はその「実現可能な目標タイム」とコースの難易度から設定した1km毎や5km毎のペース
を管理しながら、レースを進めるわけです。

もちろん設定通りにはいかないことの方が多いです。
調子がよさそうだったら、慎重に、設定ペースより上げますし、
逆に調子が悪ければ、どんなにがんばってもずるずる設定から落ちていくこともあります。

でも、あくまで「ペース設定」があって、それに対する現在の自分の速度を管理しながらレースを進めます。
最終的に、「実現可能な目標タイム」が達成できたらとってもうれしいし、
達成できなかったら、原因を考察し、次回までに何を改善すればいいのか考えます。


ちなみにこれは練習でも同じ。
予定したペースをクリアできたかどうかで、次回の練習プランを微修正しながら積み重ねていきます。

なので、「実現可能かどうかギリギリのライン」でうまいことペース設定するのが重要なんですよね。
ぎりぎりを攻めてこそ、やりがいもあるし、練習強度(=効果)も上がる。
あまりにも上にかけ離れた設定はやる気をなくすし、
下に離れすぎた設定では楽々クリアしてしまって改善点が洗い出せない。


ていうか、これが当たり前じゃないですか???



でも同居人は違う。
あくまで、自分の「全力」という主観を元に、練習も、レースも、進めている……。

これって、自分が常に全力を出せている、という圧倒的な自信がないとできなくないか?


私は隙あらばサボる人間なので、この思考回路が全く理解できない。

前も同じようなことを書きましたが、キロ6分で走ろうが7分で走ろうが、フルマラソンはしんどい。
しんどいんだから、それは私の全力。
ここでリミッターがかかるから、設定タイムがないと、自主的にキロ5分でなんか絶対走らない。
だってしんどいもん。しんどかったらそれが全力だもん。


逆に、同居人は上記の考え方が理解できないようで、
設定があろうがなかろうが、己が出せる全力は変わらない。
逆に、根拠のない設定ペースを盲信するより、己の全力の方がよっぽど信頼できる。
そうです。


………いやいやいや、全く、かみ合わない。


一般論としては、私の考え方の方が一般人に近いと思うんですが、どうなんでしょうかね。

同居人 → 極端にな全力(主観)主義
私 → 極端な設定(客観)主義

ただ、かみ合わないながらも、傍目には同じようなことをやっております。
ま、己のやりたいようにやればよいのです。


ということで、明日はハーフマラソンの設定ペースを考えます。



両極端な人間が同居しているが、特に軋轢は生じない。
互いに意味不明だな、とは思っている。

 












 

健康で文化的な最低限度のJOG / 別大49日前

ロングビルドアップ走を無事やり切った当日、私は解放感のあまり酔いつぶれておりました。


うひょー。きりっと白!
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こんなのとか。
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こんなのとか。
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こんなのをたらふく食べた。悔いはない。
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がんばって練習した私えらい!
と、勝手にやっておいて勝手に自分を褒め称えながら、おいしいおいしい言って酒を飲む。
アホ単純で幸せですね。

昨日、ボクシングの上達速度が遅いとかいって真面目にへこんでたとか、
どうでもよくなってきましたね。あははー。


↓はハシゴしたバーで、「女子力の高いカクテルをください!」とアラフォーが恥も外聞もなく注文して
作ってもらったイチジクのカクテルです。

見えにくいが、グラスの右にのっかってるイチジクがアルコールで燃えている。

女子力MAX!!!!!
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という楽しい夜を過ごした翌日。
昨日がんばったご褒美のLSDですよ。ご褒美。

天気もいいし、ご褒美だから、普段行かない川とかに行っちゃう。
朝もゆっくり目に出発したので、ジョギングしてる人も多くて和む……和むわー……。


これぞ、健康で文化的な最低限度のジョギング。
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なんか、設定ペースを数秒単位でキリキリしながら機械のように走るなんて甚だ不健康だわ。
昨日の自分の姿とはいえ、嘆かわしいことだ……。


と、思いながら、すがすがしいLSDを満喫いたしました。

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「最低限度」の定義は人によって異なる。でも、本当は走れるだけで丸もうけ。
 

基礎の基礎ができてない上にへこんだ@ボクシング

先に断っておきますと、後半はひとりで勝手にへこんで
愚痴っぽくなっておりますのでご了承ください。


ボクシングに行ってきました。

前回の続きで、会長さ様からの指導が入るミットでは、ワンツー → 左
フック → 左ボディ →よけて右ボディ → 右フックあたりを詰めていくのかな、
と思っていましたが、それ以前に「踏み込んで下段ジャブ2連発」でつまづきました。

実は、秋頃から爆弾(肉離れ)を抱えた脚だったので、しばらくの間、
この「踏み込んで下段打ち」はミットのバリエーションから外してもらってたんですよね。
加えて、左脚への負担が大きいので自分でも練習してなかった。
まぁそのツケが回ってきたということです。

練習してないんだからできないのは当たり前。それは仕方ない。

下段のワンツーはまだしも、左ジャブ2回の時はものすごく体勢がブレる。
会長様からも「直線的に打ててない」との指摘が。
おっしゃる通りでございます。

鏡で確認すると、踏み込みの時にジャブを打とうとすると、左膝がものすごいニーインになってました。
……うん、これじゃぶれるわ。

構えの時から右ストレートで踏ん張れるように若干左足のつま先を内側に向けて構えてることもあり、
そのまま踏み込むと、左膝が完全に内側に入る仕様になっています。
腕の打ち出しと、膝の方向を一致させて踏み込めるように修正する必要あり。

実は、この踏み込みはランジの動きそのものなんですが、私はもともとランジが苦手。
脚の筋力がないんですよね。

42km走る筋力はあっても、あくまで最低限の筋力で42kmもたせてるだけで、脚の力がない。

これは意識して修正する&地道に筋力をつけるしかないのでやります。
ただ、自主練やりすぎると左脚の負傷につながるので、それは適度に調整しないと。
むきになってやりすぎないように。

その他の注意事項は、冒頭のコンビネーションの最後の右フックは、
ボディから一度きっちり構えの位置に戻して、やや上からかぶせるように打つこと。
あと左ジャブの肘が開く癖もまだなおってないので、要自主練。





さて、それはいいんですよ。

ここまでは通常の注意だし、私の課題。
まぁ「踏み込んで打つ」なんて初期の初期に習ったけど、今もってできてないのは私の問題。

今回ショックだったのは、おそらく入会して半年くらいだろうと思われる
男性がマスボクシングをされていたことでした。


マスボクシングとは、ある程度基礎ができてきた方がやっている、いわゆる当てないボクシング。
対人で防御や動きの練習をするものです。

私は実戦は無理としても、いつかこのマスボクシングができるように
なるといいな、と思いながら練習をしているのです。


なんというか、現在の目標地点。
そのために、基礎的な動きができるように、言われたことを修正すべくいろいろ工夫しながらやっています。



元々が不器用なので、上達速度は遅いです。
そりゃもう後から始めた人がさっさとマスボクシング解禁されてるなんて日常茶飯事。
だから、今回も別に数多くあることの1つなのですが。


でもやっぱりへこんだなー。
人と比べる必要はない。比べたって仕方がない。
自分のできる速度でちょっとずつ改善していけばいいじゃないか、と頭では分かっています。
所詮、趣味なんだし。

それに、努力でどうしようもないセンスの問題があるのもわかっている。
人は平等ではない。
私は私が持っている能力でなんとかしていくしかないのです。
スヌーピーも言ってた。


単純に、私の出来が悪いだけ


でもねー。
まだ初めてすぐで、基本のワンツーを習っただけ(件のマスボクシングと同じ日に
フックを初めて教えてもらってるのを見た)でも、
私が2年間ちまちまちょこちょこ修正し続けて目指している(でもまだ片鱗も見えない)
ところをあっさり飛び越えていくのを目の当たりにすると、
私の努力は賽の河原みたいなもんかもしれないと思ってしまうのです。


あぁ、人間が小さいなぁ。


もちろんその方に対して悪意があるわけではなく、
そんなしょうもないことにショックを受けている自分が嫌だ。


努力をすることが美徳みたいな風潮がありますが、
逆に適切な方向に向かっていない努力は努力ではない、という論点もあるわけです。
もしかすると、私は間違った方向の努力をしているのではないか?
時間を浪費しているのではないか?

あまりに大きい他者との違いを認識してしまうと、どうしてもそんな濁った感情が現れてしまう。
自分ができることがほんのちょっとずつ増えていくことを、単純に喜んでいられたらいいのに。



誰に強制されたことでもなく、自分が好きでやっていることなので、自分でケリをつけますが、
ちょっと吐き出しておくと楽かな。
うん。ちょっと楽。

ぐちゃぐちゃしたり、しょうもなくへこんだりも含めて私は私です。
小さかろうが大人気なかろうが、それを含めて押し包んで、
私は私の課題をクリアすることにします。
今までと同じように。

周囲がどうあれ、目標に近づくにはそれしか方法がない。
わかっているし、できるはず。


ボクシングではちょいちょいあるこの定期的な「他者と比較してへこむ」ターン。
ランニングでは発生しないんですよね。
不思議だ。



誰も悪くない。私だけがしょうもない。
 

35kmビルドアップ走がんばった / 別大50日前

週末ロング走!
本日は事前の予告通り、35kmビルドアップ走です。

うん、金曜から憂鬱。

当日、極力何も考えずに走りに行けるように、前日からウェアだの
小物だの一切合切きっちり準備して、朝起きたら機械的にGO!できるようにしておくのがコツです。
以前、だらだら着替えてる間にやる気を失ってさぼったことが何度かあるからです。


走ってたって意志が強くなるわけではない。真理。



去年のBU走の設定はこうでした(同居人のサブスリーランナー作成)。

5:30/km (9km) → 5:10/km (9km) → 4:50/km (9km) → 最後3kmは全力


これねー。私には合ってなかった。
特に「最後3kmは全力」ってとこが。

全力ってなんやねん。抽象的すぎるねん。

そう、意志の弱さには定評のある私は、そこまでは設定タイムを何が何でもクリア
すべく必死で走っていたにも関わらず、「全力」というあくまで主観的な設定をされた途端、
あっさりタイムが落ちたよねww

これ、去年は3回やりましたが、3回とも「全力」のターンでその直前のペースすら維持できず。

あれだ。自分で自分を追い込めないタイプの人間に「全力」は鬼門だ。
隙あらばサボるもん。
だってしんどいもん。私のしんどさ = 全力。
異論は認めない。

さすがに学習して、昨シーズン最後の1回はラスト4:45/kmに自ら設定しましたよ。
そしたら意地でもそのタイムに収めるの、自分。
じゃあそれまでの3回はなんだったんだよ、という話です。
まぁ、なんというか……己の甘さがよくわかる一件でしたよね。


という反省を生かし、今シーズンは最初から最後まできっっちりペース設定してやるぜ!

ということで今年の設定はこれ。トータル35km。

アップ3km → 5:30/km (5km) → 5:20/km (5km) → 5:10/km (5km) → 5:00/km (5km) → 4:50/km (5km) → 4:40/km (5km) → ダウン2km

「全力」はなし。



そして、本日の結果どん。

設定5:30/km : 5:23 → 5:24 → 5:24 → 5:23 → 5:18

設定5:20/km : 5:11 → 5:12 → 5:12 → 5:06 → 5:01

設定5:10/km : 4:54 → 5:00 → 5:04 → 4:58 → 4:54

設定5:00/km : 4:48 → 4:45 → 4:48 → 4:51 → 4:43

設定4:50/km : 4:42 → 4:50 → 4:41 → 4:42 → 4:43

設定4:40/km : 4:32 → 4:32 → 4:40 → 4:42 → 4:45

アップダウン入れて予定通り35km

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全体的に設定よりちょっとずつ早いのはおいといて、
最後の4:40/kmはコンプリートできませんでした…orz
必死でがんばったんだけどなぁ……。ずるずる落ちました。

やっぱり昨年より10秒アップの設定はキツいです。
そもそもインターバルやら20kmやらでも今季目標はクリアできてないしな。

でも、私はがんばった!最後までがんばったよ!
これでクリアできてない分はしょうがない。今の実力です。

とりあえず、初回の感触としては、「どうひっくり返っても無理」という設定ではなさそうなので、
今シーズンのロングBU走はこの設定でやってみます。

次はもうちょい前半抑えめでいこうな。



折り返しで肉まん食べた。BU中でもそこは関係ない。
 
    

狙いどころがわからない@ボクシング

会社のスピーカーマイクが白い円盤型で、みんなが普通にルンバって呼んでいる。
「明日web会議するからルンバ予約しといて」ってな感じだ。
あれに掃除機能は皆無なんだが、見た目がルンバなのでみんなにルンバって呼ばれている。
本物のルンバが導入されたら一体どうなるのかが大変気になるが、
うちの会社にルンバが導入されることはないので、
あいつがこれからもルンバの地位を死守していくんだろう。
ルンバじゃないのに。


いや、そんな話はどうでもよくて。

ボクシングに行ってきました。
今回はあまり特筆すべきことなし。
淡々と、先週までの復習をやってまいりました。

<意識したこと>
 ・モーションをつけずにジャブ
 ・左連打の安定
 ・右ストレートの再現性UP

<本日加わったこと>
 ・ワンツーからの左フック → 左ボディで、頭下げてよけて、右ボディ、のコンビネーションの
  後にさらに右フックを追加。
 ちょっとまだ力ののせどころがよくわからないので自主練すること。

↑の件で、ミットの中央を外して打ってしまって会長様が痛がっていた。ごめんなさい。
フックの時に、きちんと狙った場所に打てずに、
漫然とミット全体らしき場所に打ち込んでいるのが問題なのではないかと。
良く考えれば、左フックも狙っては打っていない。

「どこを狙えばいいか」という問いに対して、
「どこを狙うというより、当て勘」、というまた素人がどうにもできないようなハードルの高いことをおっしゃった上、
リングのロープを見ずに素早く的確に打つという実演までいただいたのですが。
いや、無理だって。当て勘とか、そんな専門的かつ抽象的なこと言われても何の参考にもならんわorz


もっとこう……素人が再現できそうな……この丸を狙って打てばいいよ、的なやつ求む。
まぁ、地道に、相手がどこにいるかを想定しながらやってみようとは思いますが。


帰りがけに、2年通っておいて今さらかよというタイミングで聞いたジムの名前の由来が
関西人丸だしな発想で脱力いたしました。





ほぼ同じ発想でつけられたとある製品名を、以前全力でこき下ろしていたのは内緒。
 

ガチユル走不採用につきペース走もどき / 別大53日前

そういえば、先日書いた「陸王」なんですが。
先週は珍しく「えびで~あいりっすんとぅ~まいは~♪」の下りがなかったですよね。

ドラマ自体は見てないのに、上記タイムだけ吸い寄せられるようにTVの前にやってくる同居人。
で、たいがいランニングフォームやシューズに対する己の見解を一方的に述べて去っていく。
何がしたいんだよ。



さて。

月曜日は残業が著しくランオフ。
火曜日は宿直でランオフ(夜中に電話で起こされたので、今回の宿直は負け)。

で、完全休養2日後の本日も残業で、帰宅したら21時過ぎでした。
さてどうすっかな~。


ポイント練習としてインターバルか坂か5kmTTをやっておきたいところだけど、
この時間からそんな集中力と気合はない。

巷で噂のガチユル走とやらを試してみるか、と同居人にお伺いをたてたところ、
「そんな中途半端なことせずにジョグ+ウィンドスプリントにしとけ」
と速攻却下されました。

お前の場合、(ポイント練習より緩い)ガチユル走を採用して満足し、
あまつさえ、それをポイント練習にカウントしかねない。
ポイント練習はポイント練習できっちりプランを立ててやらんかい、と。


………おっしゃる通りでございます。
(決してガチユル走を否定するものではありません。
あくまで私の姿勢と、練習プランへの適合性の問題です)

さすが長年の付き合いで、傾向が見抜かれている。
やらなかったことに対する反省は(次に生かす前提で)存分にすればいいが、
当初の予定からレベルダウンして満足してたらいかんわな。


ということで、おとなしくジョグ…のつもりが、さすがに丸2日休んでて
妙に脚が元気なのでペース走もどきになりました。
計画性とは……??


JOG(というかペース走?)+WS×4本 
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(なんか最近ペース走もどきばっかりやってる気がせんでもない…)


あと超寒い!向かい風!!
体が動かないからアップに2kmはかかるじゃないか!
……冬ですね。


あ、アップ中に、ジムで練習を終えた後、走りに出ている若者君とばったり出会いました。
サウナスーツ着て元気に走ってらっしゃいました。

夏は頭おかしいと思ってたけど、冬場はあったかそうでいいな、サウナスーツ……。



今日は走ってる間、タニシについて考えた。
 

ランニングとボクシングの親和性について考える

ランニングとボクシングについて、「タイトルでどっちの記事か分かるように区別する」
と言ったそばから、堂々とどっちにも分類できない話題をはじめますよ。



「どっちがメイン?」と聞かれますが、私はランナーです。
あ、ジョガーでもいい。
「美」とかつけてくれるともっといい。


ボクシングは………やってみたかったんですよね。
折しも、家から徒歩100歩くらいのところにボクシングジムができましてね。
半裸のにーちゃんたちが夜な夜な殴り合っているのが見える訳です。


うっかり私もやってみたくなった。
あしたのジョー好きだし。
ほんの、出来心で。


結局、紆余曲折あり、徒歩100歩とは別のもうちょいマイルドな雰囲気のジムに通うことになりました。
会長様の方針で、半裸のにーちゃんはいない。金髪ヤンキーもいない。

比較的女性も入りやすい雰囲気で、一部わいわいやってる若い男性諸氏もいらっしゃいますが、
基本的にマイペースで練習できる感じです。

ボクシングは、本質的にはランと同じく、個人競技なところがいいですね。
協調性ゼロなので、自分一人で黙々とできて、他人に迷惑かけない競技がいいのです。



で、ボクシングをはじめたらランニングのパフォーマンスが飛躍的に向上したんですよ。
いやまじで。誇大広告とかでなく。

フルマラソンのタイムが走れば走るだけ伸びていく。
ボクシング初めて以降、ファンランと決めた1レース以外、全てPB更新できた。
PB更新率100%。うおぅ。

それまでの3年間も、真面目に練習してなかったわけではないんですよ。
それなりにコツコツ走って、サブ4に手が届きそうな所まではきていたんです。
で、「一生に一回くらいサブ4できたらいいな~♪」と夢見ていたわけです。かわいいですね。


んで、ボクシング初めて半年後。

いきなり自己ベストを20分以上縮めて、余裕のサブ4。3時間52分(2016名古屋)。

その半年後、夏場に月間120~150kmしか走っていないにも関わらず、3時間37分(2016大阪)。

その半年後、やっと本腰入れてサブ3.5狙いの練習をして、3時間26分(2017名古屋)。


2年でゆうに40分の短縮。
周囲からは「走力バブル」と言われております。バブルて。


思い当たる節はいくつかあります。

・3分動いて1分休むというラウンド制がいい感じでインターバルトレーニングになっている。
 (特にミット打ちは自分でコントロールできないので、めちゃくちゃ心肺が追い込まれる。
  気がつくとキロ5分でぜぇはぁしなくなっていた)

・心肺はボクシングで、脚はランでと負荷を分散できた。
 (脚の故障が激減した)

・安定したパンチを打つために体幹が鍛えられた。
 (フルを走っても全然軸がぶれなくなった)

・骨盤を動かして走る、という感覚がわかった。ストライドが伸びた。
 (パンチを打つ時もかなり骨盤の回転を意識するので)

・周囲の人と比べてあまりにボクシングの出来が悪く、ストレスになって走りまくった。
 (私にはランしかない、と思った)



逆に、走っていることがボクシングの利点になっているケースもあります。

・長時間練習しても足が疲れることがない。
 (パンチを打つには足腰を使いますが、さすがに鍛えられていると会長様のお墨付き)

・心拍数が上がった後の回復が速い。
 (1分の休憩タイムでわりと回復して次ができる)

・基礎体力に自信があるので、練習していてもその点では引け目を感じない。
 (その他にできないことがありすぎるので、1つでも自信があるのはいいことだ……)



ジムの若手男性たちも走りこんだりしていますが、
やはりある程度強い意志を持った人でないとなかなか続かないようです。
そりゃ、ボクシングの練習してるより遥かに単調で退屈でしんどいわな。

その点、ランナーはもともと好き好んで走ってるので、何の抵抗もございません。
なんなら、「くっそー、ボクシング全然上手くできんかったわー……いらっとするから走るか!」くらいの勢い(私の場合)。

会長様に言わせると、苦もなく走れる、というのは大変メリットらしいです。
ま、私にはその恩恵を享受する以前に、センスやら運動神経の問題がありますが。


なんにせよ、個人的な観点では、今のところ、ランニングとボクシングを併用することによって、
大変パフォーマンスが向上しております。



ただ、これまで10分単位でPB更新してきましたが、先日の大阪では2分の更新。
いろいろと不具合はあった上でのレースでしたが、ここら辺が走力バブルの潮時かな、とも思います。

これ以上のタイム短縮を求めるのであれば、やはりランに主軸を置いた練習をすべきなのでしょう。

同居人(サブスリーランナー)に言わせると、

・月間200kmを越えることがない走行距離
・練習環境が悪い(練習会等に参加して追い込んだ練習をせず常に一人)
・食生活および健康管理が適当

この辺りを改善する必要があるそうです。


ただ、今はボクシングも楽しいので今シーズンはこの体制で行こうと思います。
マラソンもタイムを縮めるだけが楽しみ方じゃないですし。
ボクシングももうちょっと、出来るようになりたい。


私個人としては、ボクシングとランニングの親和性はかなり高いと思っていますが、
マラソンのタイム向上を考えている方で、時間的な余裕がある方は、
ボクシングに限らず他のスポーツをやってみるのも一興かと思います。



私はあくまでランナーなので、本件はランニングに分類する。
 

やることが増えて収集がつかなくなってきた / 週末ボクシングまとめ

週末に、しばらく録画を溜めてしまって脱落しかかっていた陸王を消化。
リアルタイムに追いつきました。

私も駅伝が走りたい!タスキを渡しながら次走者の背中を叩きたい!という欲求が急速に高まっております。
(こはぜ屋メンバーで10位はどう考えても無理があるだろ…とは思いました)


さて。
「女性ランナー」というカテゴリを選んで登録しているにもかかわらず、
ちょいちょいボクシングの話題を突っ込んでいきます。
(一応タイトルで判別できるように努力はしております)

特にボクシングは、私の感覚でしかないので、他の人の役に立つとは全く思えないんですが、
高頻度で(特に練習に行く前)自分で見返すので、個人的需要が高いのです。


大方の人は興味ない上に伝わらないだろうので、3日分まとめていくよ!



<金曜日> 

会長様は背骨が痛かったらしく、ボディ打ちはNGで、ワンツーからの、左アッパーからフックへつなげる。
うお。しばらくボディをからめた連打しかしてなかったので、アッパーは練習してなかった。
なんというフェイント。
案の定、体がぶれっぶれでうまくいかない…orz 
見事に、練習してないことはできない子だわー。

ボディと同じく、軸はキープしたままで、肩から振りだすようにしなければ。
あと、そこからフックへつなげる時の安定感がなくてふらつく。
左の連打をゆっくりやってみて、重心の置き方を確認すること。
次回までに要シャドウ練習。
素手でやった後に、グローブつけても振り回されないようにチェックすること。

右ストレートも、注意は受けなかったが、明らかに軽い。何かがおかしい。自覚はある。
力がのっていない。何が原因だ???




<土曜日> 

昨日の反省を踏まえ、アッパーからの連打を自主練。
どうでもいいが、これまでに習った動きをシャドウでやらないと速やかに忘れるので、
一通りやるんだけど、どんどんやることが増えてきてシャドウ時間が飽和してきている。

その上、その途中で気づいたところを確認して反復とかやってると、
お前いつまで鏡の前で踊ってるんだよ、という有様に。
シャドウが終わらない……orz

結局、延々と練習してみたものの、本日は残念ながら、左の連打は安定せずに終わった。
そう簡単にはいかないということか。



さて。
本日のハイライトとしては、防御の練習(ちょっと本格的)が加わった。
会長様からの指示で、土日のトレーナーさんに習う。

相手のジャブはパリング(拳の下で軌道を変えるやつ)でさばいて、ストレートは両腕でブロック。
その後、相手の左フックを右腕上げてガードすると同時に、相手に左フックのカウンターを入れる。
ブロック時はしっかり肘を合わせて胸にひきつけて衝撃を吸収する。
フックのガード時も、頭にグローブを当てるようにしてぐらつかせない。

初回のため、トレーナーさんはおそろしくゆっくり打ってくれるし、
絶対当てないと分かってるんだけど、それでも至近距離で相手から打たれるってびびるな。
そっちに意識を取られて、大混乱。


……なんだろう。
みんな、ランダムにやってくる相手のパンチを防御しながら、隙をついて自分の攻撃もしながら
あんなにすばやく動き回っているのか。
なんでできるんだ!?謎すぎるぞ。情報処理能力が半端ない。

終了後、「絶対無理だ」との旨を申し立てたら、「そのうち慣れますから…」と気遣われた。
慣れる気がしないぞ。



<日曜日> 

飽きもせず(いや、ちょっと飽きてきたが)、左の連打の練習を続行。
しつこさが売りです。
たまに軸が安定する時があるが、再現性が悪い。

意外と、グローブつけてサンドバッグ相手にやった方がうまくいくことがあるけど、
多分、サンドバッグに衝撃吸収されて体制を整えているだけで、
本質的には自分の体でコントロールできていないんだろうなぁ。
嬉しがってサンドバッグでやりすぎないようにしないと、根本的な改善にはならないと思う。


ミット時の注意事項(本日は会長様)。

・打つときに腕をひかない、ノーモーションで打つこと。特にジャブ。

・ストレートがピント合ってきた。うれしい!
足が重要だ。ジャブの時にきっちりスタンス固定して、その位置から足は動かさず、
ストレートの回転とともに、体重を左に完全に乗せるようにして打つとうまくいく。
 多分、今までは右足がふわふわしていて、右から左への体重移動ができていなかった。
 次もできるように徹底すること。

・後半は避けて打つ練習。
 (左に避けて左フック→右ストレートと、右に避けて右ストレート→左フック)
 これはシャドウでかなりやったのでばっちり!と思ったが、左右取り混ぜて指示されると大混乱。
 5回に1回くらいフリーズしてしまう。
 はいはい、自分でやるときもただ反復するだけじゃなく、取り混ぜてやれってことですね。
 


いろんなことをやって充実の週末でした。

だがしかし、なんか最近、本当に練習時間が地味に延びてきてる気がするんだけど…。
ランニングで培った無駄な持久力があるので、いくらでも時間は延ばせるんだが、
果たして効率的かというと、そうではない。
他(ボクシング以外)にもやることあるだろ、と。

でも自主練習しとかないと動けないんですよね。
基本のワンツーでさえ、ちゃんとやるとまだまだ改善点はあるし。

ただ、その日その日の課題を明確にしてから練習をはじめないと
収集がつかなくなりそうなので、意識して取り組みたいと思います。




ランニングの話題だと思って読んだ人、超ごめんなさい。
 

週末セット練LSDと幻のハイウェイ / 別大56日前

土曜日に20kmペース走をしたので、日曜日はLSD。

LSD大好きなので、朝もちゃっちゃと起きられます。
とある予定があって、走り始めは8時でいいのに、6時台に元気におはようございます!
なぜこれが昨日できない……。


時間が余った。プランクでもやるか…。
(暇をもてあましたプランク5分、あと腹筋ちょろちょろ)


なぜさっさと走りに行かずに時間つぶしをしているかというと、
日曜日は某高速道路が開通するということで、
そのインターチェンジになっている某市で、開通前の高速道路を歩くイベントをやっていたのです。

この機に乗じて、高速道路を走りたかった。

(イベントには「ウォーキング」と書いてありましたが、走れそうなら走ろう、
起こられたらやめよう、どうせ日曜日の朝っぱらから高速歩きたい人間がそんないるとも思えないし、
すいてるだろ、とこの時は思っておりました)


9時に開始だというので、その前に10kmくらい走ってから参加しようと思いまして。
で、予定通り10kmをキロ7分で消化して、意気揚々とイベント会場に向かったわけです。



でもね。
うすうす、嫌な予感がしていました。

10km走っている時から、明らかに人(および自転車)の流れがおかしいなー、と思ってたんです。
普段の数倍くらいの自転車が走り回ってる。家族連れとかで。
で、続々と山の方に向かっている。
そっち、山しかないで。


イベント会場到着@9時ちょい前。
人!人!人!
15128792900.jpeg

人が道路にぎ~っしり詰まっていて、写真の消失点あたりが目的地の入り口です。
頭上の高速に上れる予定だったのです。


状況がよく分からないので、列を離れて前を見に行ってみる。
15128792840.jpeg


やっぱりめっちゃ人。
さらに進む。

何度も言うが、頭上の高速に上れるはずだった。

15128792700.jpeg


やっと入り口見えたー。
あの、マラソン大会のゴールゲートっぽいやつが入り口です。
みんな開くの待ってる。

ぱっと見、某市のマラソン大会(5000人規模)より人が並んでたように見えました。
すごい人気だな。

高速道路とはいえ、ただのコンクリート道路を歩きたいアホ人がこんなにいるとは!
(お前もだろ、という突っ込みはスルーさせていただきます)


人混み嫌い、並ぶの大嫌いなので、あっさり高速道路LSDは断念し、
(こんな混み具合じゃ走るどころじゃないし、薄着なので寒い)
イベント会場を脱出し、残り6kmほどのLSDをキメて帰りました。

15128794250.png



ファミマで肉まん100円セールをやってたのですかさず食べました。
おいしかったー。
本日の収穫は肉まんが冷えた体に染み入ったことです。




15km走ったら肉まんを食べていい、冬のマイルール。
 

ふわっと20kmペース走 / 別大57日前

週末はロング走の日。
特に土曜日は早めに起きて走る…はずが、布団の中でグズグズしているうちに
一瞬で意識を失い、気がつくと7時半。まじか。

この時間から30kmビルドアップは無理。
よし、20kmだ。ペース走だ。


とはいうものの、あまりテンションがあがらず、
往路は気持ちのいい速さまでスピードアップ、復路はキロ5、という
中途半端にふんわりした設定でスタート。

スタート時の気温は3℃。
半そでTシャツ+ウィンドブレーカーで、走り始めは寒いんですが、
数キロ行くとうっすら汗ばんできます。

それでも、先週(5℃)は途中でウィンドブレーカーを脱いで腰に巻いたのに、
(そして通行人からは「なんだこいつ寒くねぇの?」という顔で見られた)
今週はそのままでした。
汗っかきの私の中でも、着実に季節は進んでおります。


さて、そんなこんなで。

結果どん。
前半。
15127863890.png

後半。
15127863940.png

私の中の「気持ちいペースアップ」はキロ5分ちょいだった。
あと、後半ちょいちょい垂れてるところがあるが、気にするな。
(練習は、精神的にゆるゆるいく方針続行中)


15127863820.png


まぁまぁ心拍もあがったのでよしとしましょうか。
来週は30kmビルドアップがんばる。予定。



あと、冒頭のウィンドブレーカー。
新しいのを初おろしして、浮かれて撮った写真があるので見てくれ。

顔隠して、下から煽り目で撮ると、誰でも美ジョガーに撮れるでww 
俗にいう、詐欺写というやつです。
15129589640.jpeg
(あ、でも髪の毛ボッサボサなの隠せてない…)


ウィンドブレーカーはニューバランスのものなのですが、
サイドのポケットの中に伸縮性の生地でできた内ポケットがついていて、
その中に鍵とか入れるとガチャガチャしない優れものでした。
ニューバランスグッジョブ。

その他はオールユニクロ(タイツ、Tシャツ、ショートパンツ、靴下)でございます。
アドバンテージは価格です。重要。




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ちまき

Author:ちまき
 
全てネットタイムで記載  
フルPB: 3:23:XX(2018名古屋)
ハーフPB: 1:36:XX(2018枚方)
10kmPB: 44:3X(2018あざいお市)


走ったり殴ったりしています。



 

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