棒と私
ここ一ヵ月ほど、ボクシングジムの会長様が
背中を痛めていらっしゃり、
せっせと自主練に励んでいたわけです。
私ごときはともかく、
超重量級の男性会員さんのミットも受けてりゃ、
さもありなん。
むしろ今までよく無事でやってるな、
と常々思っていたので、この際ゆっくり休養して
安心して打ち込めるように万全に整えていただきたい。
んで、私は一人で黙々と実りのない作業を行うのが
特に苦でもないので、
へっぽこな動きの反復練習を
無駄に真面目に繰り返しているのですが。
イメージは、フェイントのジャブを使いながら、
それにつられて出てきた相手の拳を最小限の動きで
華麗にかわして鋭いワンツーを打ち込む、
という大変かっこよい動きなわけですが、
背後でにらみを利かせていた会長様曰く。
「……かわせてない」
(かわせてるよ)
「避けれてない」
(避けれてるよ)
「避けれてないってば!」
(避けれてるってば!!!(注:避けれてない))
くっそおお~~~~!!
運動神経なし子なので、
イメージに体がついてってないぞおおお!!
私の中では避けれてるのですが、
おそらくは会長様がおっしゃる通り
避けれてないのであろう。
ミットでは頭をどつかれるから、さすがに、
ああ避けれてないな、とわかるけど、
シャドウだと、自己認識は避けれてるので、
いつまでたっても
「本人は避けているはずだが実際には頭をどつかれる動き」
をただただ繰り返しているだけにすぎない。
……むう。
ということで、見かねた会長様が一週間ほど考えたらしく、
新兵器を伝授していただきました!
題して、
「リングロープの間にあんまり誰も使っていないストレッチポールを突っ込んで紐でぐるぐる巻きにしてそいつと戯れる遊び」
だよっ(長い)。
要は、ちょうど顔の高さくらいに出てくるはずの
相手の拳をイメージできないなら、
実際に棒を突き出してその感覚を養え、
ということなのです。
んで、最初にセッティングされたときは、
(なんだそれ、意味あんのかよww)
と思ったけど、めちゃくちゃ意味があった。
普段対人練習をしていない私にとっては、
(距離をとってのマスボクシングどまり)
顔の至近距離に棒が出ている、
という状況はかなりのプレッシャーで、
棒は絶対に動かないのに、
なぜか腰がへっぴるくらい圧を感じる。
これは……避ける練習にもいいけど、
それ以上に、私のへっぴり腰対策にいいのでは……!?
ということで、ここ最近、
このストレッチポール改造マシン(くくりつけただけ)で
熱心に練習している次第です。
図解するとこんな感じね。

この棒の周囲でうろつきまわるわけです。
あ、当然のことながら、
シャドウで避けれてないので、
ちょいちょいストレッチポールに頭をどつかれます。
私 「いてっ……!!」
会長様 「痛いわけないやろ」
(注:ストレッチポールなんでふかふか)
私 「……冷静に考えたら、痛くはないです。が、まぁ、景気づけに」
傍から見れば、自ら棒に頭をどつかれにいって、
案の定どつかれて、
大げさに痛がるそぶりをみせているわけだから、
さぞかし珍妙だろうなぁ、
と思って、ジム閉館15分前くらいの人気のなくなった頃合いから、
こっそりやっている昨今です。
だいぶ、改善してきた(当社比)。
ストレッチポール、やりよる。
いつも応援いただきありがとうございます。
背中を痛めていらっしゃり、
せっせと自主練に励んでいたわけです。
私ごときはともかく、
超重量級の男性会員さんのミットも受けてりゃ、
さもありなん。
むしろ今までよく無事でやってるな、
と常々思っていたので、この際ゆっくり休養して
安心して打ち込めるように万全に整えていただきたい。
んで、私は一人で黙々と実りのない作業を行うのが
特に苦でもないので、
へっぽこな動きの反復練習を
無駄に真面目に繰り返しているのですが。
イメージは、フェイントのジャブを使いながら、
それにつられて出てきた相手の拳を最小限の動きで
華麗にかわして鋭いワンツーを打ち込む、
という大変かっこよい動きなわけですが、
背後でにらみを利かせていた会長様曰く。
「……かわせてない」
(かわせてるよ)
「避けれてない」
(避けれてるよ)
「避けれてないってば!」
(避けれてるってば!!!(注:避けれてない))
くっそおお~~~~!!
運動神経なし子なので、
イメージに体がついてってないぞおおお!!
私の中では避けれてるのですが、
おそらくは会長様がおっしゃる通り
避けれてないのであろう。
ミットでは頭をどつかれるから、さすがに、
ああ避けれてないな、とわかるけど、
シャドウだと、自己認識は避けれてるので、
いつまでたっても
「本人は避けているはずだが実際には頭をどつかれる動き」
をただただ繰り返しているだけにすぎない。
……むう。
ということで、見かねた会長様が一週間ほど考えたらしく、
新兵器を伝授していただきました!
題して、
「リングロープの間にあんまり誰も使っていないストレッチポールを突っ込んで紐でぐるぐる巻きにしてそいつと戯れる遊び」
だよっ(長い)。
要は、ちょうど顔の高さくらいに出てくるはずの
相手の拳をイメージできないなら、
実際に棒を突き出してその感覚を養え、
ということなのです。
んで、最初にセッティングされたときは、
(なんだそれ、意味あんのかよww)
と思ったけど、めちゃくちゃ意味があった。
普段対人練習をしていない私にとっては、
(距離をとってのマスボクシングどまり)
顔の至近距離に棒が出ている、
という状況はかなりのプレッシャーで、
棒は絶対に動かないのに、
なぜか腰がへっぴるくらい圧を感じる。
これは……避ける練習にもいいけど、
それ以上に、私のへっぴり腰対策にいいのでは……!?
ということで、ここ最近、
このストレッチポール改造マシン(くくりつけただけ)で
熱心に練習している次第です。
図解するとこんな感じね。

この棒の周囲でうろつきまわるわけです。
あ、当然のことながら、
シャドウで避けれてないので、
ちょいちょいストレッチポールに頭をどつかれます。
私 「いてっ……!!」
会長様 「痛いわけないやろ」
(注:ストレッチポールなんでふかふか)
私 「……冷静に考えたら、痛くはないです。が、まぁ、景気づけに」
傍から見れば、自ら棒に頭をどつかれにいって、
案の定どつかれて、
大げさに痛がるそぶりをみせているわけだから、
さぞかし珍妙だろうなぁ、
と思って、ジム閉館15分前くらいの人気のなくなった頃合いから、
こっそりやっている昨今です。
だいぶ、改善してきた(当社比)。
ストレッチポール、やりよる。
いつも応援いただきありがとうございます。

