くぎ煮が好きなのに
明石まで行ったついでに、
魚の棚あたりもぷらぷらしてきました。
明石駅から徒歩5分程度。
午前中に獲れた魚が、昼には店頭に並ぶため、
めちゃくちゃ新鮮な魚やら、名物のタコやらが、ずらっと。

たまに魚がまだぴちぴちしてるでおい……。

んで、ふと目についたのがいかなごですよ。
私は神戸出身なので、非常に馴染み深い
「いかなごのくぎ煮」。
阪神間(主に神戸の西の方)の郷土料理で、
春先に獲れるいかなご(ちっちゃい魚)を、
醤油と砂糖で甘辛く煮込んだものです。
ご飯にかけてよし、単体でつまみにしてよし。
めっちゃ好き。
いかなごは時間がたつとグズグズになってしまって鮮度が命なので、
適度な大きさになったら、朝獲ったいかなごが、
昼過ぎにスーパーの店頭にずらっと並んで、
それをキロ単位で買って帰って、すぐにくぎ煮にするのが
この時期(3末~4月初旬)の、神戸人のお仕事です。
とはいえ、調味料を入れて鍋を放っておくだけの楽ちん調理。
(鍋の中をいらうと、イカナゴが崩れてしまうので、絶っっっ対に触ったらだめ!という厳しい掟がある)
誰がやってもだいたい同じ味になります。
最終的に、見た目がさびた釘みたいになるから、くぎ煮。
各家庭で山盛り炊いて、近所におすそ分けはもちろんのこと、
(だいたい同じ味なんだけど、タッパで近所中を行き交う)
兵庫県内では「いかなごラクラク発送セット」なる
専用の輸送システムが存在するほど。
うん、これで全国に送りつけられるね!
(ゆうぱっくバージョンもあるよ)
私もこのくぎ煮が大好きで、あればあるだけ食べちゃうし、
日持ちもするので(冷凍庫で長期保存も可)、
隙あらば山盛り炊きたいのですが、
現在の居住地域(京都と大阪の中間あたり)での入手が
難しいんですよねぇ……。
一応、売ってることは売ってるんだけど、
たぶん、いかなご流通体制の北限だと思うのです。
(京都人の母は、結婚するまでいかなごの存在自体を知らなかったし、これ以上、北にいった京都寄りではまず見かけない)
(最初見た時は、ここまで来れたんだいかなご!?とびっくりしました)
とはいえ、店頭に並ぶまでの時間が遅いし、
数量が限られてるし、お値段もだいぶ高いのです。
あと、私は平日は買いに行けず、
(仕事終わりでは鮮度が×だしそもそも残ってない)
日曜日は水揚げがないので、入手は土曜日限定。
しかもくぎ煮に最適な大きさで出回るのはせいぜい2週間程度、
となると、めちゃくちゃ入手難度が高いのです。
いつもは近所の魚屋さんにお願いして、
毎週大きさを見計らっておいて、
最適な週になったら取り置き&入荷連絡してもらっていたのですが、
それでも、連絡もらったらできるだけ早くとりに行って炊きたいし、
かといって、いかなごのために土曜日まるっと潰すのもなぁ……。
と、今年はなんやかんやでスルーしてしまったのですが、
店頭に並んでるのを見ると、欲しくなるよね。
いかなご。
山椒入りにすると、めちゃくちゃ酒にあうんだこれが……。
もう鮮魚での旬はとっくに過ぎてしまったので、
各店で「くぎ煮」状態にしたものが売られていたのですが、
値段みてびっくりしました。
ちっちゃいパックで1000円くらいするのか……お高いのねぇ……!
思いのほか、高級なお値段にびびって、手を出せずに帰りました。
(だって自分で炊いたら、鮮魚の状態で1000円前後/kgだもん……しかも神戸で買ったらもっと安いし)
うん。
来年は、やっぱり自分で炊いてあほほど食べよう。
という話をふとしたところ、弟宅@神戸在住から
めでたく1パック(タッパ大)恵んでもらえることになりました!
わーい!
何事も、騒いでみるもんだ。
よし、GWはいかなごと引き換えに、
姪っ子と甥っ子をちやほやしてやろう。
で、いかなごを買うのはなんか負けた気がするので、
最終的に、タコとか貝とかの甘辛煮を買って帰ってつまみにしました。
おいしかった。

(おいしいんだけど、写真にするとどうやっても見た目グロいな……)
(そういや先日、とある外国人が「ヘビガイ」だか「ムカデガイ」だかいうクリーチャーの話をしていたので、いろいろ不思議な生態を聞いた挙句、何気なく「食べたことある?」と聞いたら、「これだから日本人は……日本人は……!( ゚Д゚)」みたいな顔をされたんですが、たぶん、この箱の中に入ってる全部、彼らにとっては、食べるべきではないクリーチャーなんだろうなぁ……)
(わりとおいしいらしいよ、ヘビガイ。いや……私は食べなくていいけど)
いつも応援いただきありがとうございます。
魚の棚あたりもぷらぷらしてきました。
明石駅から徒歩5分程度。
午前中に獲れた魚が、昼には店頭に並ぶため、
めちゃくちゃ新鮮な魚やら、名物のタコやらが、ずらっと。

たまに魚がまだぴちぴちしてるでおい……。

んで、ふと目についたのがいかなごですよ。
私は神戸出身なので、非常に馴染み深い
「いかなごのくぎ煮」。
阪神間(主に神戸の西の方)の郷土料理で、
春先に獲れるいかなご(ちっちゃい魚)を、
醤油と砂糖で甘辛く煮込んだものです。
ご飯にかけてよし、単体でつまみにしてよし。
めっちゃ好き。
いかなごは時間がたつとグズグズになってしまって鮮度が命なので、
適度な大きさになったら、朝獲ったいかなごが、
昼過ぎにスーパーの店頭にずらっと並んで、
それをキロ単位で買って帰って、すぐにくぎ煮にするのが
この時期(3末~4月初旬)の、神戸人のお仕事です。
とはいえ、調味料を入れて鍋を放っておくだけの楽ちん調理。
(鍋の中をいらうと、イカナゴが崩れてしまうので、絶っっっ対に触ったらだめ!という厳しい掟がある)
誰がやってもだいたい同じ味になります。
最終的に、見た目がさびた釘みたいになるから、くぎ煮。
各家庭で山盛り炊いて、近所におすそ分けはもちろんのこと、
(だいたい同じ味なんだけど、タッパで近所中を行き交う)
兵庫県内では「いかなごラクラク発送セット」なる
専用の輸送システムが存在するほど。
うん、これで全国に送りつけられるね!
(ゆうぱっくバージョンもあるよ)
私もこのくぎ煮が大好きで、あればあるだけ食べちゃうし、
日持ちもするので(冷凍庫で長期保存も可)、
隙あらば山盛り炊きたいのですが、
現在の居住地域(京都と大阪の中間あたり)での入手が
難しいんですよねぇ……。
一応、売ってることは売ってるんだけど、
たぶん、いかなご流通体制の北限だと思うのです。
(京都人の母は、結婚するまでいかなごの存在自体を知らなかったし、これ以上、北にいった京都寄りではまず見かけない)
(最初見た時は、ここまで来れたんだいかなご!?とびっくりしました)
とはいえ、店頭に並ぶまでの時間が遅いし、
数量が限られてるし、お値段もだいぶ高いのです。
あと、私は平日は買いに行けず、
(仕事終わりでは鮮度が×だしそもそも残ってない)
日曜日は水揚げがないので、入手は土曜日限定。
しかもくぎ煮に最適な大きさで出回るのはせいぜい2週間程度、
となると、めちゃくちゃ入手難度が高いのです。
いつもは近所の魚屋さんにお願いして、
毎週大きさを見計らっておいて、
最適な週になったら取り置き&入荷連絡してもらっていたのですが、
それでも、連絡もらったらできるだけ早くとりに行って炊きたいし、
かといって、いかなごのために土曜日まるっと潰すのもなぁ……。
と、今年はなんやかんやでスルーしてしまったのですが、
店頭に並んでるのを見ると、欲しくなるよね。
いかなご。
山椒入りにすると、めちゃくちゃ酒にあうんだこれが……。
もう鮮魚での旬はとっくに過ぎてしまったので、
各店で「くぎ煮」状態にしたものが売られていたのですが、
値段みてびっくりしました。
ちっちゃいパックで1000円くらいするのか……お高いのねぇ……!
思いのほか、高級なお値段にびびって、手を出せずに帰りました。
(だって自分で炊いたら、鮮魚の状態で1000円前後/kgだもん……しかも神戸で買ったらもっと安いし)
うん。
来年は、やっぱり自分で炊いてあほほど食べよう。
という話をふとしたところ、弟宅@神戸在住から
めでたく1パック(タッパ大)恵んでもらえることになりました!
わーい!
何事も、騒いでみるもんだ。
よし、GWはいかなごと引き換えに、
姪っ子と甥っ子をちやほやしてやろう。
で、いかなごを買うのはなんか負けた気がするので、
最終的に、タコとか貝とかの甘辛煮を買って帰ってつまみにしました。
おいしかった。

(おいしいんだけど、写真にするとどうやっても見た目グロいな……)
(そういや先日、とある外国人が「ヘビガイ」だか「ムカデガイ」だかいうクリーチャーの話をしていたので、いろいろ不思議な生態を聞いた挙句、何気なく「食べたことある?」と聞いたら、「これだから日本人は……日本人は……!( ゚Д゚)」みたいな顔をされたんですが、たぶん、この箱の中に入ってる全部、彼らにとっては、食べるべきではないクリーチャーなんだろうなぁ……)
(わりとおいしいらしいよ、ヘビガイ。いや……私は食べなくていいけど)
いつも応援いただきありがとうございます。

