満ちてきた

帰り道、光が灯っているお店が増えた。


会って話したかった人に会えた。


人に淹れてもらったコーヒーは、とてもおいしかった。


でっかい川を見ながら家まで走って帰った。


誰かと一緒に大きい声で笑った。




少しずつ、
いや、じゃぶじゃぶ満たされてきてる。

ここ一週間ほどで、
待ち望んでいた「ふつう」に溺れてしまいそうだ。




週末は、地元では片付かない用事がたまってきているので、
数ヵ月ぶりに都会に出るのです。

(どこまで羽を伸ばしてよいのやら、ちょっとまだ恐る恐るだ……)



愚にもつかない「何かしらかわいいもの」の品定めをしたい。


巨大な本屋さんで読みたい本を見つけたい。


夕方になったら、どこぞのカウンターで軽くお酒を飲みたい。



きっと実際にやるよりも
妄想する自由、やりたいことができる自由さに
お腹いっぱいで、
お店を1~2軒眺めて満足している自分が
目に見えるようではあるけども。


いつも応援いただきありがとうございます。
  


線を引く

私はブログ以外のSNSは、
完全に情報収集ツールとして活用していて、
いろんなアカウントをフォローしているのですが、
(全部知らん人で、何かの公式アカウントが大多数)
その時々の興味によって追加したり外したりを
自由にやってるので大変使い勝手がいいのです。


で、話が脇道にそれまくるんですけど、
先日、「蟄居」を調べた関係で、
なぜか春画を紹介するTwitterアカウントにたどり着き、
そのめくるめく世界(!!!)と、
アカウント主の知識量やこだわりに圧倒されて
過去履歴までさかのぼって
夢中で読みふけってしまいまして。

現在は、とりあえず一通り内容を把握して満足し、
その後は日々、画像と共にTLに表示されるつぶやきを
とっても楽しみに過ごしているのですが、
電車の中とかで見るのなかなかやばいですねあれ。


場合によっては、

「これは版画」

って書いてあるから細部までズームして
細かい描写の1つ1つをしげしげ眺めたくなって、
ハッと気づくととんでもないことになっている。

(だってめちゃくちゃ細かい〇とか〇とか〇とか!)

(これが版画ってあなた……)



……春画すげーぞ。

(さすがにリアルでは大っぴらに薦められないけど)




話を戻す。

(いや、今日は既にここまでで結構満足したんで、あとはどうでもいいっちゃいいんですが)



ブログ以外のSNSに関しては、
発信する気は今のところないので、
こういう使い方が私には合っているのです。

多分、コントロールができない類の
人間だからねぇ。


SNSの功罪というか、
メリットデメリットについては
いろんな立場の人がいろんな主張をしているだろうので今更ですが、
昨今のニュースにもあるように
自分がそれを使いこなせるかどうか、
は何かを使っていく上で
折々、ある程度突き放した場所から考える
必要はあるとは思っています。

それがちゃんと見極められる(と思っている)
大人でさえ、判断を誤ることがあるから
難しいのだけれど。


私は昔から人との付き合いが
質、量ともに希薄な方と自覚があって、
自分の手の届く範囲の人間関係を
維持するだけで精一杯で。

よくよく人となりを知っている人に
メールを送るのでさえ、
送信した後で不安になることもある。

当然のことながら、
そういうものは往々にして杞憂ではなく、
ナチュラルに無神経なことをしたり言ったり
しているわけですよもちろん。

不特定多数とコミュニケーションを取り始めたら、
いろいろな感情や時間が
そちらに持っていかれることは請け合いだ。




だから私は線を引く。
引いてしまう。

もしかすると、臆病さゆえ、
はるか手前に引きまくっていたとしてもだ。


いつも応援いただきありがとうございます。
  


世界の解像度

GW過ぎくらいの自粛ムードがピークの頃、
なにかの話の流れで


「あれやね。江戸時代の蟄居閉門やねこれ……」


とつぶやいたところ、


「蟄居なめんな」


と言われたので、まじめに蟄居を調べてみたら、
思ってたよりはるかにしんどそうな刑罰でビビった。



なんていうか、お赦しが出るまでおとなしく家にこもって
背筋を正して(←反省の色を見せるため)
粛々と茶しばいたり本読んだり何かをしたためたりしてたら、
そのうち季節がいくつか移りかわったくらいで
(↑紅葉とか雪景色とかのシーンが挟まれる)
上様のお怒りもおさまって、なんだかんだ謹慎が解かれる、
的な感じでやってるじゃないですか、時代劇とかで。
しらんけど。

まさに今の自粛!

かーらーの、緊急事態宣言収束!
(なんだかんだでおさまってきた感……)



まあとりあえず、蟄居閉門については
このへんがわかりやすかったのですが。


まず「閉門」ね。


・外出しちゃだめ(←これはわかる。自粛。)

・召使いとかも入っちゃだめ。見張られている。(←ちょっとしんどくなってきた。自粛ちゃう)

・閉門は50または100日で終了(←うん、今回も期間的にはこんなもんだった……)

・体調を崩したら医者を呼べる、消火活動ができる、家がつぶれそうなら届け出をすれば立ち退ける(←よかった!けど逆にこのへんの緊急事態以外は出ちゃだめという圧迫感……)

・ちなみに「閉門」と基本ルールは一緒だけど、「逼塞」(夜間外出OK)とか「遠慮」(お客さんに会ってOK)もあるそうです。(←お客さんにいっぱい来てもらったら、飲めや歌えやの宴会もできそうやね……(しちゃだめです))



なるほど。
私が思うところの「自粛」は
「閉門」に近いんだな……!



一方で「蟄居」。


・屋敷の一室から外に出られない(トイレはかろうじて行けるが、風呂には入れない)

(恐怖のワンルーム自粛キタコレ……)

(お風呂入れなかったら発狂する)


あと、

・無期限(蟄居隠居、永蟄居)もある

(終わりのない自粛生活……いや、そもそも刑罰なんだが)



な、なるほどなるほど……。

決して蟄居をなめた覚えはなかったが、
結果的になめていたようだな、私は。



私は物事を知らないので、
蟄居を無自覚になめていたわけですが、
それを即座に指摘できるってのは
こいつやりよる、と思ったわけです。

蟄居が何たるかを知っている人生か……。
それだけで1ランクアップした。
(なにが、かは分からんが)



んで、そうこうしているうちに、
こんな記事も飛び込んできて悶絶しましてね。


何気ない「道路の写真」が、
見る人によってはこんな情報にあふれているとか……!

車の識別もすごいが、
三角コーンとかマンホールとか道路の塗料とか
床でうねうねしたいくらいしびれるぜ……!!!

(植物とかにはあまり反応を示さないところをみると、私は工業製品が好みなようですね)



ことほどさように

「知識なき者には、見えているものが見えていない」

ことを端的に思い知らされる実例があるとはねぇ。


と、打ちひしがれると同時に、
ちょっと感動してしまいましてね。




文中では「世界の解像度」という表現が使われていたのですが、
なんて的確な表現なんだ、と思いました。

物事を知っている人は、世界の解像度が上がる。

そして、世界の解像度が高い者同士は
さらなる高みにのぼっていく……(しゅごい)



もちろん、なんていうか、
私自身もこれまでの経験とか興味とかで、
解像度が高い分野はあるのだろうけれど、
そしてそれについて分かり合える人と話すのは
もちろん楽しいのだけれど、
普段は自分の意識の端に置いてあるものに対する
造詣が深い人に話を聞くのはとてもとても楽しい。

特にそれがひょんなことから、
意外な事柄に対して、
というのがいい。


普段は人目に晒されることがない
他人の世界の解像度が、
気になって仕方がないのだ。


いつも応援いただきありがとうございます。
  


プロフィール

ちまき

Author:ちまき
 
全てネットタイムで記載  
フルPB: 3:23:XX(2018名古屋)
ハーフPB: 1:36:XX(2018枚方)
10kmPB: 44:3X(2018あざいお市)


走ったり殴ったりしています。



 

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